水槽のCO2添加は小型ボンベでデビュー。メリットとデメリットを解説

水草水槽の場合、CO2(二酸化炭素)の添加は陰性の水草でない限りほぼ必須ですよね!!

今回はそんなCO2添加で小型ボンベ導入までのお話と小型ボンベで添加する時のメリットとデメリットについて詳しく説明していきますよー

これから小型ボンベでのCO2添加を考えている人はぜひ参考にしてみてください。



小型ボンベでのレギュレーター設置の仕方と実際に添加までの方法はこちら↓


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水槽にCO2の添加がしたい

水草水槽を始めようと思った時に少し知識のある人は光量の強いライトやCO2の導入を考えると思います!!

光量の強いライトとCO2の添加をすれば水草は光合成をするようになり酸素の綺麗な気泡が見れたり、成長スピードもかなり早くなりますよね。

僕の場合、アクアリウムを始めたばかりの頃は偽物の水草を使っていて、ライトは2,000円程度の安いものを設置していました。


その後、熱帯魚の飼育に慣れてくると水草を育ててみたいと思うようになりライトを光量の強い物に変更して発酵式で地味にCO2を添加していたのですが発酵式特有の不安定さやオンオフが面倒になり小型ボンベで添加するようになりました!!

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小型ボンベで添加するメリット

実際に小型ボンベで1年間CO2を添加してみてのメリットはこんな感じでした。

  • 手軽に始められる
  • 省スペースでCO2を添加できる
  • 設定が簡単で基本的に放置でOK
  • 陰性水草でも育ちが早くなる
  • ボンベの入手が簡単


各メリットを詳しく説明していきますね。



手軽に始められる

これはそのままの意味になるんですが水槽にCO2の添加を考えた時に小型ボンベでの添加が1番手軽だと思います。定番です!!

レギュレータのフルセットは少し高額(1万5千円程度)になってしまいますが1度買ってしまえば壊れるまで数年、十数年の単位で使える物なので水槽へのCO2添加と言えば小型ボンベをイメージする人も多いですよね!!

レギュレータ自体も小さな機械でペットショップのアクアリウムコーナーなんかにも売っているので水槽にCO2を添加したいと思えばすぐに始めれるのもメリットです。


CO2フルセット チャームオリジナルコンパクトレギュレーターBセットDX(6mm対応電磁弁&タイマー付き) 沖縄別途送料 関東当日便

こちらは有名店のチャームさんのフルセットで僕はこれを使って添加していました。

ボンベも5本付いているのでおすすめです!!



省スペースでCO2を添加できる

CO2を添加する方法としては色々な機械があるんです。

ペットボトルで発酵式をやってみたり化学反応式でペットボトル2本を使ったりシルバーのボンベだったり。

大きな物だと緑ボンベ(通称ミドボン)なんかがあります。

小型ボンベでの添加は水槽の横に10cm程度のスペースがあれば充分可能なのでCO2添加用の機械としてはかなり省スペースで始める事ができます。

また省スペースで添加できるので、知らない人が見た時に1番オシャレに見えるのも小型ボンベだと思います!!



設定が簡単で基本的に放置でOK

小型ボンベでCO2の添加をする時に1番初めだけレギュレータの設置やスピードコントローラー(通称スピコン)の流量を設定する必要があります。

設置自体はレギュレータに付属してくる説明書の通りにすればいいので特に迷うことなく誰でも簡単に設置できると思います。

またスピコンでCO2の流量調整をしてタイマーと電磁弁を使ってON/OFFをすれば基本的にはボンベの交換と交換した後のスピコンの再調整のみなので楽ですね!!



陰性水草でも育ちが早くなる

これは小型ボンベだからと言うわけではないんですがCO2を添加していると陰性の水草でも成長スピードがかなり早くなります。

ウィローモスなんかも成長スピードが全然違うんですよ!!

こちらの画像は同じ日に同じくらいの量のモスを園芸ネットに巻き付けてCO2の添加をしている水槽と添加をしていない水槽に入れてみて1ヶ月程度放置した比較になります。


ライトの違いはありますが、ほぼ同じ条件で試してみてもこれほどまでに違います!!

この2つは全く同じ日からのスタートですよ!!信じられますか!?

添加ありの方はもう園芸ネットが全然見えないくらいに茂ってますね(笑)

写真ではわかりにくいですがCO2ありの方のモスは光合成によってかなり気泡をつけてます!!

なので陰性水草しか持ってないからなぁと思っている人でもCO2の添加は断然おすすめです!!

我が家では買ってきた詫び草がCO2の添加無しの水槽だと一切育たなかったのですが同じ水槽にCO2を添加するだけでどんどん伸びて今ではトリミングが大変なくらいになりました。

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小型ボンベのデメリット

ここからは小型ボンベを1年ほど使ってみてデメリットだと思った事を書いていきます。

  • ボンベ取付け時が怖い
  • CO2添加の持続時間が短い
  • 小型ボンベのコストが高い
  • レギュレータOリングの劣化
  • 小型ボンベの廃棄問題


順番に詳しく説明しますね。



小型ボンベの取付けが怖い

まず初めに小型ボンベでCO2を添加していると新品のボンベをレギュレータに接続する時が怖いです(笑)

レギュレータの接続部がネジ山になっていてそこに小型ボンベを回しながら接続するんですが1番奥まで回した時にボンベに穴があくようになってます。

この時にレギュレータに付いているOリングの劣化が酷いとボンベ内のCO2が一気に漏れ出すらしくボンベの交換時はいつもひやひやしていました・・・

新品のボンベに交換する時は軍手などをして手を保護してからやりましょう!!



CO2添加時間が短い

小型ボンベでのCO2添加は添加する量によっても違ってきますが結構すぐボンベが空になります!!

基本的にボンベ1本で1ヶ月は持たないので長い目で見た時には頻繁にボンベを交換しないといけません。

という事は先程の交換時の恐怖を何度も経験する事になります・・・



小型ボンベのコストが高い

小型ボンベでCO2の添加をする場合、ボンベ1本あたりのCO2の量が少ない事もありボンベを交換する回数が多くなる=ボンベを大量に消費します!!

小型ボンベ自体はネットで購入すると安くて1本500円程度だと思うのですが年間で考えた時には7000円程コストがかかってしまいます・・・

CO2の添加を長く続けていくとコストはどんどんかかるものですが特に小型ボンベの場合はランニングコストが結構かかってしまうのはデメリットですね!!



レギュレータOリングの劣化

小型ボンベのレギュレータは1度買えば長くずっと使えるものですがレギュレータに装着されているOリングは何度もボンベを差し替えている内に変形したり亀裂が入ったりしてしまいます・・・

新しいボンベを装着する時に気がつけばいいのですが気が付かずにボンベを装着してしまうとボンベの中に入っているCO2が漏れ出してしまい、すぐにボンベが空になってしまいます。

もしあまりにもCO2の減りが早いようならOリングを疑ってみてください(他から漏れている可能性もあります)



小型ボンベの廃棄問題

小型ボンベってめちゃくちゃ堅いボンベなんですがこれっていったい何ゴミになるの!?ってのは我が家で実際にあった問題です・・・

ADAのボンベを特約店なんかで購入した場合はそのお店で廃棄してもらえたりもするみたいなんですがそれはそれでボンベ自体の値段が高いんですよね!!

我が家の場合はゴミ処理場に実際に持っていき廃棄させてもらいましたがこちらもボンベ自体に穴が空いていないと廃棄は無理なようです。

小型ボンベの廃棄に関しては1度各自治体に問い合わせてから廃棄するようにしましょう!!

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水槽にCO2の添加をするなら小型ボンベがとにかく手軽。メリットとデメリットを解説まとめ

結局のところCO2を添加する理由は水草の育ちを良くしたいとか前景草の水草を絨毯にしてみたいとか、とにかく水草をしっかり育てたいからなんですよね。

CO2の添加をする事で陰性の水草でも育ちはかなり良くなります!!

省スペースかつスタイリッシュな見た目でオシャレな水槽にしたい場合は小型ボンベが1番おすすめです。

しかし長期にわたる小型ボンベのランニングコストやOリングの劣化によるボンベの漏れを考えると金額面では他の添加方法に劣る部分もあります。(Oリングはすごく安いですけどね)

今回紹介したメリットとデメリットを考えてみて導入を決めてみてください!!

もし小型ボンベでCO2添加をスタートしたい人はこちらにレギュレーターの詳しい設置方法や使い方があります↓



次回の記事では現在僕が使っているCO2添加機器の化学反応式シルバーボンベの紹介です。

近日中に公開予定なのでお楽しみに!!

公開しました↓

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