今回は化学反応式でCO2を添加する時にオススメなアイテムのPRO-D601sとPRO-D701s(通称シルバーボンベ)の使い方とレビューの記事になります。
こんにちは。アクアリウム3年目のゆーです。
6月も後半になるとかなり暑くなってきましたね!!
暑い日には涼しげな水槽を眺めていたいものです。
さて、水草水槽をしている人の多くはCO2の添加をしていると思うんですが、みなさんはどういった方法でされていますか!?
今回紹介するシルバーボンベは化学反応式と言う方法で
CO2を自分で作って添加できる素晴らしいアイテムです!!
CO2ジェネレーター PRO-D701s (スーパーミスト)改良版2021モデル
↑これですね
今回の記事では特にこれから水槽にCO2の添加を考えている人や、既に小型ボンベで添加をしていてランニングコスト(ボンベ代)に悩んでいる人にぜひ読んでもらいたい内容になっています!!
化学反応式でのCO2添加を聞いた事ないよって人はこちらで簡単に説明しているので見てみてください↓
シルバーボンベは発酵式のような不安定さは全く無く、ボンベ内に重曹とクエン酸+水を規定量入れて30分ほど待てばしっかりと圧力が上がります。
1度圧力が上がるとその後は小型ボンベやミドボンと同じように
ボンベ内の圧力が無くなるまで安定してCO2を水槽内に添加できるんです!!
この記事の前半ではD601sとD701sの使い方を
(あまりに気に入って僕は両方買いました)
後半ではD601sとD701sのシルバーボンベについてレビューしていきたいと思います。
特にシルバーボンベの設置方法については画像多めでわかりやすく紹介しているので使った事のない人でも簡単に設置できると思います!!
日本一優しく詳しく説明しているはずです(笑)
その分、今回の記事は少し長めになっているのでレビューだけ読みたい方は下の目次からレビューに飛んでください!!
それではいってみましょー
PRO-D601sとPRO-D701sの使い方
それではPRO-D601sとPRO-D701s(現行の改良モデルはD705s)の使い方について説明していきますね。
特別難しい事はないので小型ボンベより設置がずっと楽で誰でもやり方を見てもらえればすぐに使えますよ。
とにかく簡単に設置できてすぐにCO2の添加ができるのはこのシルバーボンベの特徴です!!
D601s(D701s)はほぼフルセットの商品なので追加で購入するとしたらタイマーと料理用のはかり(重曹とクエン酸の重さを量るため)と水の量の計れるカップ(百均でもOK)くらいです↓
リーベックス(Revex) コンセント タイマー スイッチ式 24時間 プログラムタイマー PT25
タニタ はかり スケール 料理 1kg 1g デジタル ホワイト KF-100 WH
パール金属 計量カップ 500ml 日本製 耐熱 食洗機対応 BLACKS C-8622
あとは紙のロウトが付属品として入っていますがこちらも百均なんかでしっかりとした物に交換する方がいいかと思います!!(重曹が塊になりやすいのでゴム製の物がベスト)
D601s(D701s)開封。付属品の確認
まずシルバーボンベが届いたら付属品の確認をしましょう!!
もし1つでもパーツが無かったら添加を始めれないのでしっかりと確認してください
PRO-D701sの本体と付属品はこのようになってます↓(画像にはありませんが説明書も1枚あります)
現行の改良モデルのD705sはバブルカウンターの色やディフューザーが変更になっています。
画像を見てもらえばわかる通り超豪華なセットになってます。
(重曹とクエン酸も1回分付属されてますからね!!)
タイマーさえ追加で購入すれば時間によって自動で添加のON/OFFをしてくれるようになるので、ぜひ一緒に購入しておきましょう!!
アナログ式のタイマーなら千円以下で購入できますよ↓
リーベックス(Revex) コンセント タイマー スイッチ式 24時間 プログラムタイマー PT25
基本的に付属品が入っていないって事はごくまれだと思いますが入ってない場合は
早めに購入したショップに連絡して送ってもらいましょう。
PRO-D701s(D601s)の設置方法
付属品が全て揃っているのを確認したらシルバーボンベを設置していきましょう。
基本的には小型ボンベの時と同じような感じで設置していくのですがD601sやD701sはボンベに取り付けるレギュレーター自体にスピコン、バブルカウンター、電磁弁がついているので小型ボンベのレギュレーターよりはかなり簡単に設置ができます!!
各パーツにどんな役割りがあるのかは小型ボンベの記事ですがこちらで説明しています↓
それでは実際にD701sを使って設置していきましょう。
まずレギュレーターの裏側に赤いシールが貼ってあるのでこちらを剥がしてください。
(D601sではシールの色が違うかもしれません。購入したのが1年以上前なので忘れました・・・)
剥がした所にフィルターを回して接続します。
この時あまり強く締めつけないようにしてください。手でゆっくり回して止まればOKです!!
フィルターの中にはドライビーズと言う物が入っていて、これは排出されるCO2から水分を吸い取ってくれる働きがあります!!
ドライビーズはCO2添加が終わったら取り出して乾燥させる事で何度でも再利用できるみたいです。
接続できました。
次に電磁弁とコンセントの線を接続していきます。
この時バブルカウンター付き電磁弁に細いコードを接続する時にはコードの向きがあるので注意です。
電磁弁の接続が完了したらバブルカウンターに耐圧チューブを接続します。
やり方はバブルカウンターの1番上をゆるめ、外します
次に外した上部(キャップ)に耐圧チューブを通します。
耐圧チューブをバブルカウンターに接続して(奥までしっかりと差し込む)キャップを締めれば完了です。
接続した電磁弁付きバブルカウンターは先程のキャップ部分の一つ下を緩めて外し、中に水を7~8割ほど入れて再び蓋をします。
この時百均に売っているシリンジ(注射器みたいなやつ)を使うとスムーズに入れれますよ。
百均に売っているので1本買っておきましょう!!
カルキぬきを入れていない普通の水道水でOKです
バブルカウンターに水を入れたらレギュレーターに接続し(差し込むだけ)レギュレーターもボンベに接続しましょう(回すだけ)
バブルカウンターを抜く時は差し込んだ部分の白いロックを下に押しながらゆっくり引き抜きます。
この状態にして実際にCO2添加を始める位置(水槽横や水槽下など)にシルバーボンベを移動させてください。
※まだ電磁弁のコンセントは抜いておいてください
次は耐圧チューブの長さをカットします。
耐圧チューブは付属品で2mくらいあります。
そのままの長さで使ってもいいんですが、長すぎると添加開始時間にロスができてしまうので1度仮組みしてみて長さを調整してカットしましょう。
ギリギリの長さよりは少し余裕のある長さでカットしましょう。
ハサミで切ってもいいですし、切った断面を平にしたい人はチューブカッターを使いましょう↓
次に付属品の逆流防止弁を取付けるために耐圧チューブの水槽外側、中央付近をカットします。(U字パイプを取付ける場合は水槽の頂点辺りもカット)
※U字パイプはフレーム有り水槽では使用できないかもです・・・
耐圧チューブを切る前に確認してみてください。
カットした部分に逆流防止弁とU字パイプを取り付けます(差し込むだけ)
僕の水槽ではフレームが干渉するのでU字パイプは使えませんでした。
逆流防止弁は一方向からしか空気が通らないようになっているので向きに注意して取り付けてください。
逆流防止弁の向きがわからない人は逆流防止弁を口で吹いてみてください。片側からしか吹けないはずです!!
口をつけるのに抵抗がある人はストローや新品のエアーチューブを逆流防止弁の先に取り付けてから吹いてみてください。
耐圧チューブのカットと逆流防止弁、U字パイプの取付けが終わったら耐圧チューブの先にディフューザーをとりつけます。
付属品のディフューザーを使う場合はまずディフューザーの上部を回して外します。
外したキャップに耐圧チューブを通します。
耐圧チューブをディフューザーの奥まで差し込みキャップを締めれば完成です。
※耐圧チューブをディフューザーの奥まで差し込むのは結構力が必要です・・・
固い場合は耐圧チューブの先をお湯やドライヤーなどで熱を加えると少しやわらかくなります。
ディフューザーの取付けが終われば最後に吸盤で逆流防止弁やディフューザーを水槽に固定していきます!!
吸盤は付属品で4個あるので数は十分に足りると思います。
設置はこれで終わりです。
長々とお話してきましたが実際には10分ほどで簡単に設置できると思います!!
続いてはボンベ内に重曹とクエン酸+水を入れていきましょう。
PRO-D701sに重曹とクエン酸を入れる
シルバーボンベの設置が終わったので、ここからはボンベの中にCO2の素となる重曹とクエン酸と水をロウトを使って規定量入れていきます。
※D701sとD601sでは中に入れれる量が違うので注意してください!!
D701sは重曹とクエン酸を各400g+水600ml
D601sは重曹とクエン酸を各200g+水300mlです。
D701sはボンベ自体の厚みがより厚く、D601sより強い作りになっているので重曹、クエン酸、水も2倍の量を入れれます。
(CO2を添加できる期間もD701sは2倍になります)
それではまず電磁弁付きバブルカウンターを外しましょう。
外し方はワンタッチ継手の白い部分を下に押しながらバブルカウンターをゆっくりと上に引き抜きます。
引き抜いたバブルカウンターには水が入っているので倒したりしないように注意
バブルカウンターを引き抜いたら1度スピコンを少しづつ開いて中のCO2を全部抜きます(初めて使用する時は不要)
CO2がボンベ内に残っていると先程抜いたバブルカウンターの接続部からシューとCO2の音がするのでこの音が出なくなるまで待ってください。
音が出なくなったら今度はスピコンを全部閉めます。
(開いたままだとこれから作るCO2が漏れます・・・)
レギュレーターを回してボンベと分離します。
外したボンベとレギュレーターを作業しやすい場所に持って行きます。
(化学反応が始まると時々あふれる事があります。拭きやすい場所に移動して中身を入れていきましょう)
今回はD701sなのでまず重曹を200g入れます。(D601sは100g)
ゴム製ロウトがあると粉の塊が詰まった時に外側から押して細かく砕けるので便利です!!
(確かダイソーで購入しました)
続いてクエン酸を200g入れます。(D601sは100g)
こうやって半分の量を交互に入れる事でより化学反応が起きやすくなるようです。
再び重曹を200g入れた後にクエン酸を200g入れます。(D601sは各100gづつ)
最後に水を600ml入れます。(D601sは300ml)
水を入れた時点からすぐにシュワシュワと反応が始まりますが焦らずにボンベを手で固定してレギュレーターを回して蓋をします。
反応が激しい時は少し溢れたりするんですが
溢れるのが怖い人は常温の水ではなく冷蔵庫で冷たくした水を使うと激しい反応になりにくのでおすすめです!!
※あまり強くレギュレーターを締めすぎないでください!!
次回開ける時にとんでもなく苦労します・・・というか僕は苦労しました・・・
反応している時のシュワシュワ音が聞こえなくなれば基本的には空気は漏れていないのでそこからもう少しだけ軽めに締めてください。
レギュレーターで蓋をするとボンベ内に圧力がたまっていきます。
この時化学反応により急激にボンベが冷やされボンベの外側に水滴が出てきますがそこまで濡れる程ではないので気にしなくてOKです!!
気になる人はタオルでさっと拭いちゃいましょう。
少しづつ圧力があがっていくので20~30分程待てば水槽内に添加が出来ます。
その後も徐々に圧力は上がっていき、最終的に圧力メーターはD701sで40程度。D601sで20程度くらいまで上がります。
これでCO2添加の準備は完了です!!
CO2添加量の調整
いよいよ全ての準備が終わったので、ここからは水槽内にCO2を添加していきましょう!!
バブルカウンター付き電磁弁を差し込み、圧力メーターが10くらいになるまで少し待ってから電磁弁のプラグをコンセントに差し込みます。
CO2添加量の調整はボンベ上部の横に付いているスピコンを回して調整します。
バブルカウンターもスピコンのすぐ上に付いているのでそちらを確認しながら好みの添加量にしていきます。
調整する時は少しづつゆっくりとスピコンのツマミを回してゆるめてください。
一気に回すと添加量が凄いことになります・・・勿体ないので注意しながらゆっくりと回しましょう!!
スピコンを少しづつゆるめてバブルカウンターから出る泡が好みの添加量になればスピコンはその位置のままにしておいてください!!
シルバーボンベのスピコンは小型ボンベのレギュレーターのように添加量をロックする仕組みにはなっていないのでゆるめた状態のまま放置でOKです。
添加量の調整が終われば設置とCO2の添加は完了です。
綺麗な泡を楽しんでください!!
付属品のCO2ディフューザーは最初に出てくる泡が大きい場合がありますが、数分程で細かい泡が出ので待ってみてください。
色々と細かい泡が出ると言われているCO2ストーンやディフューザーを試してきましたが付属品のディフューザーは最高に細かい泡が出る素晴らしい商品ですよ。
かなり長くなりましたが続いてはレビューです!!
PRO-D701sとD601sをレビュー。
3年間で色々と水槽関連の商品を買ってきましたが中でも化学反応式のシルバーボンベD601sとD701sは本当にいい買い物でした。
(僕は両方買ってるくらいですからね!!)
D601sとD701sは大きさや見た目は同じですがCO2の素となる重曹とクエン酸をボンベ内に入れれる量がD701sは2倍になっています!!(ボンベ自体がD701sの方が丈夫に作られています)
なので、D701sの方が本体の値段は少し高いですが
- 中身を1回作って、より長期的に添加したい人
- 2つの水槽にシルバーボンベ1本でCO2を添加したい人
添加できる期間が2倍ですからね!!
こんな人にはPRO-D701sの方が断然おすすめです!!
僕の場合は、最初にケチって安いD601sを買ったんですが両方使っている今の時点で次買うならどっち?って聞かれたら絶対にD701sを買います(笑)
同じように重曹とクエン酸を混ぜて中身を作るので添加期間が長い方が絶対に楽ですからね!!
それではレビューにいってみましょー
手頃な価格
シルバーボンベのD601sとD701sの価格は比較的手頃だと思います。(D601sの方が少し安い)
パッと見で3万円くらいって人に言われたら
へーそうなんだー
って納得しそうな見た目なんですが実際は小型ボンベのレギュレーターをフルセットで揃えた時と同じくらいの価格で購入できます!!
さらにこの後に説明するボンベ内のCO2を自分で作れる事を考えれば小型ボンベでの添加を維持していくよりランニングコストは断然安くなるのでこれから水槽にCO2の添加を始めようと思ってる人には
特にシルバーボンベの方がおすすめです。
シルバーボンベを使いだしたら小型ボンベには余程の事がない限り(どうしても置くスペースが無いとか)もう戻れないと思ってください(笑)
僕はシルバーボンベの存在を知る前は小型ボンベでCO2を添加していたんですが、今から思えばボンベ1つで1ヶ月も持たないなんてお金も手間もかかりすぎでしたね・・・
ランニングコスト(維持費)が安い
きっとここが化学反応式を使う1番のメリットだと思うんですが小型ボンベとの維持費を比較した時に
間違いなく安いのはD601sやD701sのシルバーボンベです。
小型ボンベのボンベ代はネットショップで1本500円ほどですが、添加量をかなりしぼっても1ヶ月程度しかもちません。
一方でシルバーボンベでCO2を添加する場合は重曹とクエン酸が必要になります。
こちらは1ヶ月で200円程度の維持費が必要なので小型ボンベと比べると半額以下になり安く維持できます。(1秒1滴のペースでCO2を添加した場合)
また重曹とクエン酸はかなり色んな店で取り扱いしているのでわざわざペットショップやアクアリウムショップに行く必要がないのもメリットの1つです!!
スーパーやホームセンター、ディスカウントストアや薬局なんかで購入できるので普段の買い物のついでにCO2の材料を買えるのはとっても楽です。
ダイソーにも重曹とクエン酸の両方がありました!!(重曹350g、クエン酸200g)
現在、小型ボンベでの添加をしている人でもランニングコストが半額以下になるので長期での添加を考えると途中からでもシルバーボンベに交換する方が断然お得です(僕も小型ボンベから変更しました)
見た目がオシャレ
シルバーボンベは正直コンパクトとは言えませんが見た目は結構オシャレです!!(2Lのペットボトルより少し大きいくらいのサイズです)
オシャレな水槽で1番に思いつくのはADAですが、ADAの商品とも遜色無いレベルの見た目で部屋に置いているといい意味でかなり目立ちます!!
置いてるだけで、あーやってるなー感が出ちゃってますよね(笑)
水槽をインテリアとして置いている人も納得の見た目だと思います!!
生体への影響も安心
これは僕的に結構心配した部分なんですが重曹+クエン酸+水でCO2を自分で作るんで生体への影響があるかもしれないと思っていたんですよね・・・
実際は全く生体への影響はありませんでした!!
繁殖もきちんとしています。
CO2を添加している水槽にはヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどの水質の変化に弱いエビもいっぱい入っていたんですがシルバーボンベでの添加による影響は1年間ほど添加してもみられませんでした。
なのでシルバーボンベでの添加は生体の入っている水槽にも安心して使えます。
バブルカウンターは少し微妙
シルバーボンベ唯一の難点はバブルカウンターが電磁弁と一体型なために距離が近く、バブルカウンターに入れた水が数日で無くなってしまう事です。
1度添加料を決めてしまえばまぁバブルカウンターの水は無くてもいいんですが気にする人は気になるポイントですよね!!
対応策はバブルカウンターに数日に1度水を入れるだけなので僕は全然気にしていません(笑)
または水槽の近くにもう1つ別でバブルカウンターを付けて添加料はそちらで確認するかですね!!
バブルカウンターに水を継ぎ足す場合は電源を切り、スピコンを閉じてバブルカウンターをレギュレーターから抜き(ワンタッチ継手なので簡単に抜けます)バブルカウンターの蓋を開けて水を入れてください。
付属品のディフューザーが最高すぎる
ディフューザーはCO2を水槽に泡で添加する部分のパーツですがシルバーボンベに付属品として入っているディフューザーはいい意味で本当にヤバイです!!
(追記。現在は別のディフューザーがセットになっているようです)
令和5年4月時点でもこれから紹介するディフューザーは単体でならまだ販売されているので興味のある人は読んでみてください。
僕は小型ボンベを使っていた頃から細かい泡が出ると噂のCO2ストーンやディフューザーを色々と買ってきましたがそれらと同等か、それ以上に細かい泡が出てくれます!!
泡が細かいと水槽内の水流に乗りやすく、ただ水面にまっすぐ上がるだけの時よりCO2が水に溶け込みやすくなるんでCO2を添加している人は細かい泡が出るディフューザーを探したりするんですが
このスーパーミストのディフューザーはとんでもなく泡が細かいんです!!
そんなにすごいディフューザーが付属品なんて凄くないですか!?
実際にこのディフューザーで添加すると30cmキューブ水槽でなんと1滴/3秒くらいでニューラージパールグラスやロタラsp Hraがかなりの気泡をつけます!!
このディフューザーで添加する前も細かい泡で有名なア〇ビリー〇ブルのディフューザーを使っていたんですがそちらはここまで気泡をつけなかったです
3秒1滴ならシルバーボンベのD601sでも一度中身を作ってしまえばボンベ内の圧力が3ヶ月以上もつ計算になるので本当にこのディフューザーは凄すぎです!!
(D701sなら脅威の半年間もつ計算になります)
もはや小型ボンベを使ってる人でもディフューザーはこれに変えるべきレベルなんです!!
僕は付属品以外に予備で2つ購入しました!!
嬉しい事に単品でも売っていますし、性能の割にかなり安いのでまだ持ってない人はディフューザーだけでもこちらに交換する事をおすすめします↓(単品で買っても小さい商品なんで送料も安いです)
※発酵式の場合は圧力が足りないので使えないと思います。小型ボンベかシルバーボンベで使ってみてください。
【追記】D801sについても紹介
ここまでD601sとD701s(現行の改良バージョンはD705s)について紹介してきましたが、最近発売されているD801sについても紹介していきます。
D801sについては手元に持っているわけではなく、商品の説明を見てD701sとの比較になります。
実際に使ってみてどうこうって話ではない点はご了承ください。
D801sはより大容量で長期間の添加が可能
D801sはD701sやD601sと比べるとボンベのサイズが変更されています。
D701s(D705s)と比べると高さは少しだけ低くなり、ボンベの直径が太くなる事でボンベ内の大きさ(タンク容量)は1.5倍となっています。
底面が大きくなり安定感が増したことによってボンベスタンドは廃止になったようです。
D801sはタンクの容量が大きくなった事で重曹とクエン酸を600gづつ入れる事ができ(D701sは400gづつ)さらに長い間CO2の添加が可能になりました!!
値段については15800円(令和5年4月時点)とかなり安めの値段設定になっているので、D701sよりさらに長期間のCO2添加をしたい人や、2つの水槽にCO2を添加したい人にはおすすめな商品となっています↓↓
2つの水槽に分岐してCO2の添加をしたい場合には、こんな感じの分岐パーツが1つと(チューブ径は6mm)↓
分岐後のチューブにスピコンと呼ばれるCO2の添加量を調整するパーツを2つ接続することで2つの水槽に添加が可能です(2つの水槽とも添加量を調整してください)
ハルデザインさんからは分岐パーツとスピコンがセットになっている便利なアイテムも販売されていました↓↓↓
分岐後には水槽ごとにCO2の添加量を見るためにバブルカウンターも必要になるので注意してください(2つの水槽に添加ならバブルカウンターも追加で2つ必要)
シルバーボンベ付属品と同じデザインのバブルカウンターなら↓↓↓
きちんとCO2添加量を測定できるバブルカウンターならなんでもいいんですが、僕はアクアリウムショップのチャームさんで販売されているバブルカウンターを使ってます↓↓
【アクアリウム】化学反応式シルバーボンベ。D601sとD701sの使い方とレビュー。まとめ
実は僕、正直に言うと小型ボンベから移行する時に、最初はミドボンでの添加を考えていたんです。
しかしミドボンはランニングコストこそいいものの、大きなボンベを置かないといけなかったり、ボンベ自体の入手や交換がちょっとクセが強いと言うか面倒なんですよね・・・
そういった僕みたいな人で小型ボンベより極力ランニングコストを下げてCO2を添加したいって人にはシルバーボンベが本当におすすめです!!
生体にも影響がなく、ランニングコストは重曹とクエン酸が安く入手出来ることから
小型ボンベの半額以下、かつ小型ボンベのフルセットと値段も変わらない。さらに見た目もオシャレと全くスキがないです!!
重曹とクエン酸と水で1度作ってしまえば1秒1滴で1ヶ月程度の添加ができるのでほぼ手間もかかりません。(D701sは2倍なので2ヶ月添加できます。)
有名なチ〇ームさんにも同じ物と思われるシルバーボンベ&ディフューザーが販売されていますが僕的にはHaruDesignさんでの購入をおすすめします。
HaruDesignさんでの購入なら1年保証も付いてますし、そもそもシルバーボンベ自体の値段も比べたら安いんです!!
さらにHaruDesignさんでは交換用に各パーツの販売もしているので(こちらも安い)長期の使用でOリングなんかはダメになってくると思うのですが壊れた部分もとにかく安く交換できます。
CO2ジェネレーターPRO-D701sレギュレーター用パッキン BMT0315-0170E
なのでシルバーボンベは長期に渡って付き合える素晴らしい商品だと思っています!!
もしD601sとD701sのどちらにしようか悩まれている人は3000円ほど値段が上がってしまいますがD701sの方がCO2添加期間が2倍なので中身を作る回数が少なくなり断然オススメです!!
令和5年4月時点ではD601は品切れで(廃版っぽいです)D701sは改良版のD705sとなっています。
D701sの改良版D705s
(添加期間が長く超オススメです)↓
最近発売されたD801sはこちら↓
(添加期間はD705sよりさらに長く値段もほぼ同じなのでこれから買う人はこっちがおすすめ)↓
それでは今日はここまで!!
またほかの記事でお会いしましょうー
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コメント
色々調べててここに来ました。
わかりやすい説明で読みやすかったです!
701を購入しようとおもいます。
ちなみに、メーカー説明でバブルカウンター外しても使っても良いとありますが、外した状態で高さはどのくらいになるかわかりますか??
置きたい場所が40センチくらいなもので、、、
コメントありがとうございます。
参考になったようでなによりですm(_ _)m
601と701は小型ボンベと比べると添加期間は長いんですが中身を作るのは多少ではありますが面倒なので添加期間の長いD701sの方が僕は断然おすすめです!!
バブルカウンターを外した状態ですと1番高い部分で地面より約43cmの高さでした。下の白色の土台も外せば約42cmの高さだったので参考にしていただければなと思います。
Amazonに安い類似品もあるんですがそちらは圧力計の左側に圧力が一定以上になってしまった時に圧力を逃がす減圧弁が付いていないようなので類似品の購入は充分にご注意ください!!
はじめまして。
化学反応のボンベについて知りたい情報が沢山で参考になりました!画像も多くとてもわかりやすかったです(*^^*)
コメントありがとうございます。
参考になったようでなによりです。
記事を読んでもまだわからない事などあれば気軽にコメントしてみてください。
一般的にアクアリウムでよく見る小型ボンベもシルバーボンベの前に試したのですが僕の個人的な意見で言えばシルバーボンベの方が断然良いと思います!!
参考にさせていただいております。
重曹とクエン酸を各400gと記載されているんですが、各200gではありませんか?
コメントありがとうございます。
参考にしていただいているようでなによりです。
重曹とクエン酸については D701s の場合は最大で各400gまでの投入が可能になっているので、より長期間のCO2添加が可能になります。
D601sについてはD701sとサイズは同じなんですがボンベの厚みが薄いので安全性を考慮して各200gまでの投入となっています。
勉強になります!
今は801sが出ているようですが、
今買うならやっぱり801sですかね?!
コメントありがとうございます。
実は801sの存在は知っていたのですがなかなか重い腰が上がらず更新できていませんでした⋯
(先程801sについても追記してみました)
601sや701sとはサイズが違うので、置く場所のスペースが確保できるなら801sの方がCO2の添加期間がさらに長いのでいいと思います!!
701s(改良バージョンは705s)でも添加期間は十分長いのですが、やはり重曹、クエン酸、水を入れてCO2を作るのが多少ですが手間にはなりますので⋯
CO2の添加量を多くしたい水槽や、2つの水槽に分岐してCO2を添加したい場合なんかは特に801sがおすすめです!!
ボンベの形的に801sの方が重曹とクエン酸、水を入れた時に吹き出しやすいみたいなので水はしっかりと冷蔵庫で冷やしてから入れる方が良さそうです。
(601sや701sでも水の温度によっては吹き出す事があります)
あとはD801sの場合、ボンベのスタンドが廃止になっているようなので
重曹、クエン酸、水を入れた時に化学反応でボンベが急激に冷える事による水滴がボンベ外側につくと思うんですが、地面にタオル等を薄く敷いておくか反応がある程度落ち着い後に(ボンベを触ってみて常温くらいになったら)ボンベの底と床を拭いてあげると良さそうです!!