水草から気泡が出ない時に試してほしい5つの事!!

今回は水草から気泡出ない時に試してみてほしい事を僕の実体験をもとにまとめてみたお話になります。

こんにちは。アクアリウム4年目の、ゆーです。

とつぜんですが水草水槽をしていると、1度は見てみたいのが

水草から気泡が出ている状態!!

ですよね!?

水草から出る気泡はとても綺麗で、すごく癒されます!!

とは言えなかなか気泡が出てくれなくて悩んでいる人も多いんじゃないでしょうか?(僕もその1人でした。)

どうにか気泡が出るようにと60cm水槽で色々と試してみると、この記事のサムネ画像(トップ画像)のように地面全体が気泡だらけになっちゃいました(笑)

↓この記事のサムネ画像(現在の僕の60cm水槽です)

こんな感じにとんでもない数の気泡が地面全体で発生しています!!

詳しい方法を解説していくので水草から気泡が出なくて悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。


それではいってみましょー

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水草から気泡が出ない時に試してほしい5つの事!!

水草から気泡が出るようになるまでに僕が試した事はタイトルにもあるように全部で5つです。

1つ1つはたいした内容ではないんですが5つ全てをする事ですごい相乗効果を生み出します!!

お金がかかってしまうような部分もあるんで、まずはみなさんの水槽で無料で出来そうなポイントから試してみてください。

あ、ちなみにこの気泡だらけの60cm水槽の立ち上げ記事はこちらにあるので気になる人はこちらもチェック↓




それでは5つのポイントを紹介していきます。



ライトの光量をアップしてみる。

これはたまたま気がついたポイントなんですが僕の60cm水槽では少し前にロタラsp Hraと言う後ろの方に植える背の高い水草をより赤くしようとLEDライトを1本追加し、合計で2本設置していました。

その時の記事はこちら↓



見事にロタラsp Hraは赤くなり大満足だったんですがその後少し水槽を放置していたせいでCO2の添加はボンベの中身がなくなり止まっていました・・・(1ヶ月間ほどCO2無しでした)

水換えは週に1度、3分の1程度を入れ替えていたのですが、ある時水槽を見てみるとCO2の添加をしていないにもかかわらず前景草のキューバパールグラスに少しですが気泡をつけている事を発見!!

元々LEDライトが1本の時にCO2の添加なしで気泡を見る事はなかったのでやはり強い光は気泡と関係がありそうです。

現在水槽内のライトが暗い人はライトの追加や変更をして明るくする事で気泡が出てくる可能性が高いと思います!!

僕が使っているLEDライトはこちら↓(ライト1本で前景草がじゅうたんになります)



光量の目安として僕の60cm水槽の場合はLEDライト2本で合計6250lm(ルーメン)でした。



30cmキューブ水槽くらいの水量(約26L)なら2000ルーメンくらいを目安にライトを設置してみると充分に明るい環境になると思います!!



CO2の添加料を変更してみる。

これもロタラsp Hraを赤くする時にしたんですが水草が多い場合はCO2の添加料を増やしてみるのもおすすめです!!

CO2の添加は水草を上手く育てる為にはほぼ必須のアイテムで、あるのと無いのとでは成長具合が大きく変化します。(過去に実験してみました↓)


僕の60cm水槽の場合だとバブルカウンターで約1秒1滴くらいに調整する事で気泡を多くつけるようになりました。

水草の量によってCO2の必要な量も変わってくるので60cm水槽の場合だと1秒1滴~1秒3滴くらいで調整してみてください。

CO2を自分で作るCO2ジェネレーターならCO2の添加にかかる費用も安く、添加できる期間も小型ボンベよりかなり長いのでおすすめです。

僕が使っているCO2ジェネレーターのレビュー記事はこちら↓(値段も小型ボンベで使う機械と同じくらいで購入できます)





水流を考えてみる。

CO2を直添している場合は気にしなくていいんですがCO2ストーンやCO2ディフューザーを使って添加をしている場合、CO2の泡がただ水面に向かって真っ直ぐ上がっている状態ではCO2が水に溶け込みにくいようです・・・

なのでCO2を添加している所(CO2ストーンやディフューザー)に水流があたるようにフィルターを設置しましょう!!

そうする事でCO2の泡が水流に流されて水槽内を回るようになるのでただ上に向かって泡が出ている状態より水面に到達するまでの時間が長くなり、より水に溶け込みやすくなります。

すぐにできるわりにはフィルターの位置を変えるだけでCO2の溶け込み具合が変化するのでCO2の泡が真っ直ぐ水面に向かって出ている人はぜひやってみてください!!

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水槽内の酸素を増やす。

ここまで色々と気泡を出すための方法を紹介してきたんですがここからがさらに超重要な話です!!

そもそも水草から出る気泡の正体を知っていますか?

そう、誰もが1度は聞いた事のある・・・

光合成です!!

つまり光のエネルギー(LEDライト)を使って水槽内のCO2を酸素にしているわけです。(厳密には少し違いますが、まぁざっくりそんな感じです)

小学校の理科でみなさんやりましたよね?僕は名前くらいしか覚えてませんでしたが(笑)

とにかくあの水草から出ている気泡は酸素という事になるんですが、そうなるとここである疑問がでてきます↓

気泡が出ていない時は酸素が作られていないのか?


答えは否!!

色々と調べてみると、どうやら気泡が出ていない場合でもきちんとライトで強い光をあててCO2を添加していれば水草の状態が悪くない限りは光合成をしているようです。

そうなってくると次なる疑問がでてきますよね?(哲学みたい)

なぜ光合成をしているのに気泡が出ないの?

これにはきちんと理由があるようで、水草から気泡が出る条件として

水槽内の酸素がMAXになっている事。

つまり水槽内の酸素が少ない状態で水草が光合成をしても酸素自体は作られているんですが作られた酸素はすぐに水槽内の水に溶け込み気泡のように目に見える形にはならないようです!!


なので水槽内の酸素がMAXになっていてこれ以上水に溶け込む事が出来ない状態になって初めて気泡という形で酸素が目に見えるというわけです。

水槽内の水に酸素が多い状態でないと水草は気泡をつけない事はわかっていただけたかと思うのですがではどうやって水槽内の酸素を増やすの?って話ですよね!!

僕が実際にやってみたのはこの2つです↓↓↓

水面をゆらす事で水中の酸素量を増やす

まず簡単なのはろ過フィルターの吐き出しをある程度水面に近づけて

水面をゆらす事です!!


水槽と言えばブクブクをイメージする人も多いと思うんですがあのブクブクは酸素を直接供給していると言うよりブクブクから出る泡が水面に出る事で水をゆらして酸素を供給している事を知っていましたか?

水面がゆれる事で空気と水が触れる部分が大きくなり空気中の酸素を水中にとりこめるみたいです!!

水草水槽の場合はあのエアレーション(ブクブク)はCO2を溶け込みにくくするみたいでCO2を添加している時はやめたほうがいいと言われています。

なので僕の場合は外部フィルターの吐き出しパイプをある程度水面近くまで上げて設置する事で水面を常にしっかりとゆらしています!!


昔はこの状態からさらにCO2の添加が終わった後の時間からエアレーションが作動するようにしていたんですが現在は常にしっかりと水面がゆれていて気泡もすごいのでエアレーションは取り外しました。

酸素を取り込む方法の2つ目はこちら↓

水換えの回数を増やす

2つ目の方法として水換えの回数を増やしてみました。

やはり基本は水換えなんですよ!!

新しい水には酸素やCO2(二酸化炭素)が含まれているので水換えの回数を増やす事で水草の状態も良くなったりしますし、水換えによってとりあえずではありますが酸素量やCO2の量を増やす事ができます。

僕の60cm水槽の場合は元々週に1度、3分の1程度の水換えをしていたんですが毎日10L程度(6分の1)の水換えをする事で以前より気泡の量が増えた気がします!!

さすがに毎日プロホースを使って底の汚れた水を交換するのは超面倒なので水面の水をオケですくってバケツに移し交換しました。

プロホースを使って水槽の底を綺麗にするのは今までと同じ週に1度です。

水槽内の水と新しく入れる水の水温の合わせ方はこちらの水換え記事を参考にしてください↓




液体肥料でカリウムを添加してみる。

以前のロタラを赤くしたい記事でも登場しているんですが60cm水槽では引き続きカリウムとメネデールを添加しています↓


カミハタ トロピカ 水草用液体栄養剤 茶液 300ml


メネデール 水草の活力素 500ml



これは物理的に酸素量を増やすとか光量を上げてみる先程までの話とは違うのですが、やはり気泡を出す上で重要になってくるのが

水草の状態を良くする事です。

カリウムは栄養素の1つで、添加してあげないと不足しがちになるので他のリンやチッソなどよりもまずはカリウムを添加してあげるのがいいと思います。

毎日10Lの水換えをしていたので添加料が難しいんですが僕の場合は2、3日に1回、ワンプッシュを気休め程度に添加していました(笑)

液体肥料は効果がはっきりとはわかりにくく、さらに消耗品ですし値段もすごく安いってわけではないんでブログを読んでくれている読者のみなさんには正直あまり勧めたくないんですがカリウムだけは添加しないと不足する一方なので何か添加してみたい人は試してみてください↓


カミハタ トロピカ 水草用液体栄養剤 茶液 300ml


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水草から気泡が出ない時に試してほしい5つの事!!まとめ。

今回は水草から気泡が出ない時に試してほしい事として5つのポイントを紹介していきました。

光量を増やしてCO2を添加する事でしっかりと光合成をしてもらい、水槽内の酸素を増やす事でこれ以上酸素が水にとけ込めない状態にできれば酸素が目に見える形で気泡として現れました!!

水草の状態にも左右されるのでカリウムを添加しているんですが個人的には1番重要なのはやはり光量を増やす事とCO2の添加をする事かなと思います。

それではまた次の記事でお会いしましょー(ドロンっ)

今回の記事でちょこちょこ登場した関連記事を下に貼っているので気になる記事があればそちらもぜひご覧ください↓↓↓

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