今回は火打ち石の使い方と薪を燃やすまでのコツや手順を詳しくお話していきます。
こんにちはキャンプ歴4年目の、ゆーです!!
僕はついに火打ち石から出る小さな火花を最終的に薪を燃やせる程の大きな火になるまで育てる事が出来ました。
はたしてこんなマニアックな記事がどれほど役に立つのかはすごく怪しいですが、ごく一部の火打ち石ファンの皆様やこれから火打ち石を使ってみようかなと考えている人の参考になれば幸いです。
この記事は火打ち石での火起こし記事の第3弾で最終回になります。
第1弾ではチャークロスを作り↓
第2弾では麻紐を大量にほぐしています(笑)↓
1弾、2弾の2つのお話は火打ち石から出る火花を大きく育てるのに重要な内容となっているので、まだ読まれていない方はそちらも読んでみてください。
この記事では火打ち石での火花の出し方のコツや小さな火花をチャークロスや麻へと少しづつ火を大きくしていく方法について詳しく説明していきたいと思います!!
前半では火打ち石を購入するまでの経緯を簡単に
後半では火打ち石の使い方についてお話をしていきますね。
それではいってみましょー
火打ち石を購入するまでの経緯
現代には着火剤という火起こしにおいてとても便利なアイテムがあります!!
それこそ、この着火剤にライターでサッと火をつければ薪や炭までしっかり燃やせる非常に優れた時短アイテムです。
しかし着火剤を何度も使用していると・・・
着火剤・・・・・・簡単すぎない?
それはもう便利なのはもちろんわかっているんですが簡単すぎて、何度も使っていると少し飽きてきた感じは否めません・・・
次に手を出したのはファイヤースターターでした!!
こちらは火吹き棒とのセットで1,000円ほどの物や、セリアで販売されている物を購入して使ってみました。
セリアの物よりこのAmazonで購入できる物の方がかなり火花が出やすいのでこれからファイヤースターターをやってみたいって人はこちらがおすすめです(子どもでもバチバチ火花が出せます)↓
火打ち石 + 火吹き棒 Ribitek メタルマッチ ファイヤースターター 火吹き 大きいサイズのマグネシウム棒 コンパクトなひふき棒 キャンプ/BBQ/緊急災害などに対応
その後ファイヤースターターでの着火にも慣れてきたので
ついに火打ち石での着火にチャレンジしてみる事にしました!!
それでは火打ち石での着火方法を詳しく紹介していきます。
火打ち石の使い方
ここからは火打ち石を使って火起こしをするまでの手順です!!
過去の記事を参考にしてもらってチャークロスを作ったり、麻紐をほぐして準備していれば特に難しい事はないんですが着火のコツなんかもお話していくので、ぜひ参考にしてみてください。
今回使う火打ち金がこちら
今回試していくのはこちらの火打ち石セットのtype3セットです↓
PSKOOK 火打鎌 (火打ち鎌) 火打金 (火打ち金) 火打石 (火打ち石) 火起こし ファイヤースターターキット 火口 縁結び(火打鎌type1 set)
時期によってセットの火打ち金は違うようなので、購入する際にはきちんとセットになっているか確認してみてください!!
このアイテムは値段も安く
- 火打ち石(石)
- 火打ち金(金属)
- 火吹き棒
- チャークロスを作るための缶と布
これらのアイテムがセットになっています!!
火打ち石の種類は定番のメノウ石で結構大きいサイズが入っているので半分くらいに割って2個にしても全然良さそうなサイズです。
他の火打ち金は試した事がないので比較とかは出来ないんですが今回の商品はかなり火花が出やすいので火打ち石での着火もあっという間にできちゃいました!!
今回はこの火打ち石と火打ち金を使って実際に火起こしをしていきますよ。
火打ち石での着火前に事前準備
さっそく火打ち石を使って着火をしていきたい所なんですが
最終的に薪を燃やすには事前準備が必要です!!
具体的には薪を燃やす前の小枝を先に準備したり、薪を小さく割ったり、フェザースティック(ナイフで木の先を割く)を作ったりして焚き火台の上に準備しておきます。
麻紐をほぐした物も、すぐに使うようになるので適度な量を取り出しておいてください!!
これを事前に準備していないとせっかく火打ち石から出た火花がチャークロスやほぐした麻紐に移ってもその後に薪を燃やせるほどの大きな火にはなりません・・・
事前に小枝やフェザースティックを準備して焚き火台に置いておけばスムーズに火を大きくしていけるので、火打ち石を使う前に必ず準備しておきましょう!!
僕はこの安いナイフ1本で薪をバトニング(ナイフでの薪割り)したりフェザースティックを作ったりしています↓
MOSSY OAK ナイフ シースナイフ フルタング構造 全長225mm 天然ウッドハンドル 【ケース付き】
フルタング構造(刃物部分の金属が柄まで繋がっている)なのでナイフでの薪割りやフェザースティックを作りたい場合におすすめです!!
チャークロスの使い方。火花を移す
それではチャークロスの使い方を詳しく紹介して火打石の火花をチャークロスに着火していきます。
火打ち石と火打ち金を擦って出る火花は一瞬で消えてしまうのでいきなり麻をほぐした物や着火剤なんかへこの火花を燃え移すのは不可能です・・・
なのでまずは火花からでも燃え移りやすいチャークロスへと火を移してやる必要があります。
やり方は、チャークロスを適度な大きさにちぎります(チャークロスは脆いので手で簡単にちぎれます)
チャークロスの大きさによってその後の難易度がかなり変わってくるので慣れないうちはチャークロスを大きめにちぎりましょう!!
慣れてくると親指の爪くらいの大きさのチャークロスからでも火を大きくできるようです。
チャークロスをちぎった後は利き手に火打ち金を持ち、利き手の逆の手で火打ち石(石)を持ちます。
この時、火打ち石の上側か下側のどちらでもいいのでちぎったチャークロスも一緒に指で挟んで持ってください!!
↑このように石の先と同じくらいの位置にチャークロスの先がくるようにするか、チャークロスの先の方が石より少し出ているくらいで持つと火花がチャークロスに着火しやすいです!!
チャークロスと石を一緒に持ったら石の角部分に向かって火打ち金を擦りつけます。
石に擦りつける時のコツは、石を持っている手を動かさないようにしっかりと固定して、石に対して火打ち金が並行に当たるように擦ると火花が出やすいです!!
また、火打ち金を持っている手にはついつい力が入ってしまいますが、出来るだけ力を抜いてスっと石に当てるのも火花を出すコツです。
石に当てた時に火花が出ていたらチャークロスに着火できているか確認してみてください!!
すぐに2度、3度と石を擦ってしまうとせっかくチャークロスに着火できていても消してしまう事があります・・・
何度かやっていればすぐにチャークロスへ着火できると思います!!
チャークロスへの着火が確認できたら火のついているチャークロスを麻紐をほぐした物で包みます!!
わかりやすいように上の画像では麻の上に置いているだけですが、実際にはチャークロスを完全に包んでください!!
包んだ状態の物を焚き火台の上に置き、空気を送ってやります(火吹き棒はあっても無くてもOK)
何度か空気を送っていると煙がかなり出てきます!!
その後は包んでいた麻からボワっと火が出てくるので細い枝や木にこの火を移していきます。
この細い木にしっかりと火がつけば後は少しづつ太い薪を入れていき
火を太い巻へと移せれば大成功です!!
火打ち石の使い方を紹介!!薪に火をつけるまでの手順は意外と簡単でした。まとめ
火打ち石の火花から火を大きくして薪を燃やすまでには手順があります。
火打ち石の火花をチャークロスに着火し、ほぐした麻でチャークロスを包み空気を送り小さな火にし、細い木や枝に火を移した後にやっと太い薪を燃やせるようになります!!
このように最初は小さな火花ですが、少しづつ火を大きく育てる事で最終的には太い薪まで燃やせてしまうので大人も子どもも時間を忘れて楽しむ事ができました。
途中何度か火が消えたり失敗もあったのですが失敗から学ぶ事もとても多くて太い薪に火がついた時には感動すらしてしまいます(笑)
今回はとてもマニアックな記事ではあったのですが興味がある人は時間のある時にでもぜひチャレンジしてみてください!!
今回使った激安火打ち石のセットはこちら↓
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この記事でも使っているソロやデュオ(2人)におすすめの焚き火台はこちら↓
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