今回は水槽を軽石や赤玉土を使って底上げしつつ、リセットをしたお話です。
こんにちは。アクアリウム4年目の、ゆーです。
季節は5月に入り日中はかなり暖かくなってきましたね!!
そんな暖かい時期にしたい事と言えば・・・・・・
そう、水槽のリセットですね!!(えっ!?)

まぁ水槽のリセットなんてその人しだいだろって話ではあるんですが上の画像を見てもらってわかるとおり、もはや現状はジャングルなんですよ!!
ヒーターさえも埋め尽くす勢いのニューラージパールグラス(笑)
今くらいの比較的暖かい時期なら熱帯魚やエビを水槽内から出した時にヒーターを設置しなくても大丈夫なので暖かい時期にリセットするのは案外間違ってもないはずです(笑)
今回リセットするのは30cmキューブ水槽なんですが初めて軽石や赤玉土を使って水槽後ろを底上げしてみたので気になる人はぜひ参考にしてみてください!!
それではいってみましょー
30cmキューブ水槽をリセット
基本的にリセットの方法としてはこのような順番で作業する事になります↓
- ろ過フィルターやCO2を外す
- 熱帯魚やエビをバケツに移す
- 水草ゲット(新しい水槽に移植)
- 水槽内を空にして綺麗に掃除
- ソイル敷く
- 石や枝でレイアウトする
- 水入れる
- 水草植える
- 熱帯魚やエビを戻す
- 完成
簡単に書いただけでも実に10個もの工程があるんですよね・・・それはそれは大変な大仕事です!!
リセットのやり方については以前のリセット記事に僕なりのやり方ですが詳しく説明しているのでそちらを見てみてください↓
今回は底上げがメインの話になるので水槽内を空にして立ち上げる所からスタートしていきます!!
まず底上げについての必要性の話をして、後半では実際に底上のやり方を紹介していきますね。
底上げする必要性は?
そもそも何で水槽を赤玉土や軽石を使って底上げするのかと言うと・・・
ソイルの値段が高いから!!
これなんですよね!!

画像でもわかるようにソイルを2種類買うだけでほぼ4000円もするんです!!
土に4000円って・・・冷静に考えたらかなりヤバいですよね!?
ソイルは固められた土の事で崩れにくくなっていて水草にとっての栄養だったり水槽内の水を水草や熱帯魚が好む弱酸性にしてくれたりと
水草を育てるにはほぼ必須のアイテムなんです
しかし、奥行き感を出すためには水槽の後ろに向かってソイルを高く盛っていく必要があります。
そうなると高くなる部分は必然的にソイルを使う量が増えるんですがソイルってずーっと長くは使えなくて月日が経つにつれて栄養素だったり吸着力が無くなってしまうので最終的にはリセットのたびに捨てる人がほとんどだと思います。
大量のソイルを捨てるのも大変ですし、ソイル自体に結構お金もかかっているので勿体ないですよね・・・
それなら少しでも安く水草水槽を作るためにソイルより価格が安く水槽の後ろを盛れないか?=底上げです!!
実際に僕が購入した赤玉土や軽石の値段や使った量についても紹介していくので参考にしてみてください。
水槽を赤玉土や軽石で底上げする方法
それでは水槽を赤玉土や軽石で底上げしつつ立上げていきます。
今回購入した赤玉土と軽石についてですが、どちらも近所のホームセンターで購入しました。


どちらも18Lと大量なんですが少ない量でも勿論売ってます!!
底上げは初めての事なのでどれ程の量を使うのかわからなかったので大量に購入してみました。
あとこの2つは別日に購入していて赤玉土の方はレシートを無くしてしまったのですがたしか300円程度だったはずです。
赤玉土は3種類サイズがあったんですが硬質タイプ(硬くて崩れにくい)が販売されていなかったので大きい物より小さい物の方が潰れにくい気がして小粒を選んでいます。
日向かる石には少し気になる事も書いてありました↓

通常は外で植物や花を育てる時に底石として使うものなので、はたして水に入れて本当に水を酸性寄りにしてくれるのかは謎ですがアルカリ性になるよりは弱酸性の方が熱帯魚や水草には良いので期待しましょう(笑)!!
軽石と赤玉土を洗う
軽石と赤玉土はどちらも初めて購入した物なので、そのままいきなり水槽に入れるのはちょっと怖いんですよね・・・
水が汚れやすかったり変な物が混じっていたりと
危険な可能性は無限大です!!
洗う事で多少は綺麗な状態になるはずなのでとりあえず洗ってみます。
まずは日向かる石から↓↓

水を入れると少しシュワシュワ音がします!!
たぶん多孔質で石自体に小さな穴が多いのでこんな音がするっぽいんですが、もしそうなら水槽とは相性が良さそうです。
水を酸性に傾けてくれて(ここは怪しいですが)さらに多孔質なのでバクテリアが住み着きやすい・・・フィルターにろ材として入れてもかなり良いかもしれません!!
ただ名前の通りかる石なので結構水に浮きます・・・
洗い方は、ある程度水を入れて手で円を描くようにガシャガシャとかき回し

水が濁るので水だけ捨てます。

これを4回ほど繰り返すと水がそこまで濁らなくなったので、かる石の洗いはここで終了です。
続いて同じように赤玉土も洗います。

ここで想定外の事態が・・・
名前の通り赤玉土は土なんですが同じようにガシャガシャかき回すと、とにかく土?砂?が溶けだしてきて汚いです・・・

さらに木の欠片なんかも入っているので
赤玉土を洗うのはとにかく面倒でした・・・
3回ほど水を入れ替えて洗ってみたものの全然綺麗にならないので諦めました(笑)
軽石をネットに入れる
今回購入した日向かる石は(一般的な軽石も)赤玉土と違い水に溶けるわけではないので使ってみて問題がなければ何度も使い回す事が可能です!!
今後も何度か使う予定であれば、かる石をネットなんかに入れておく事で次回のリセットがかなり簡単になるのでダイソーで洗濯用ネットを購入してきました。

洗濯用のネットは色々なサイズが販売されているんですが今回は30cmキューブ水槽で使用するのでソックス用とマスク用の小さいサイズを購入しました。
筒のような形の物もあるんですが先程紹介したような平らなネットの方が使いやすい気がします!!
全部で5枚購入したんですが実際に使ったのは3枚で、ここら辺はレイアウトによっても変わってくると思うので必要そうな枚数を事前に考えて購入した方が良さそうです!!

ネット自体もホコリなんかが付着してそうなので1回水道水で洗ってみました。
まさかこの洗濯ネット達もこれから水槽内で活躍するとは夢にも思っていない事でしょう(笑)!!
洗ったばかりのかる石はネットに詰める時に水がたれるので今回は下にペットシートを敷いています。

我が家には犬とかいないんですがペットシートはアクアリウムをしていると色々な場面でかなり便利です(笑)
値段も安いのでまだ使っていない人はぜひ(笑)↓

クリーンワン こまめだワンLight 白いワン レギュラー 200枚入
かる石は詰めるだけなのであっさり完成ー!!

3枚のネットに入れた軽石の量は合計で約7~8L程度でした。
この時点でソイル約1袋分くらいになってます!!
ネットの値段と合わせても1000円くらいで作れていてさらに再利用が可能なんでコスパが良すぎです。(しかもまだ8Lくらいは軽石が残ってますからね)
続いて水槽にセットしていきましょう。
水槽に軽石をセット
洗濯用ネットに入れた軽石は各レイアウトに合わせて配置を考え置いていきます!!
今回は水槽の奥側に高さを出したいのでこんな感じに置いてみました↓

水槽横にコンセントがある最悪の配置ですがそこは見ない感じでお願いします・・・
洗濯ネットに入れたかる石は水槽のサイドに当ててしまうと外からネットが見えてしまうので少しだけ隙間をあけて置くのがポイントです!!
正面なら見るとこんな感じに↓

洗濯用ネットかる石を置いた時点ですでにかなり高さが出ているのがわかると思います!!
10cmくらいは高くなっていそうです。
これはもう勝ちですね(笑)
完全勝利です!!
赤玉土を水槽にセット
赤玉土は軽石との段差を埋める感じで入れてみました↓

段差を埋めるだけなら赤玉土はそこまで使わないので(今回で4~5L程度)洗うのが面倒でもまだ我慢できますが大量に赤玉土を洗うのはもう勘弁して欲しいですね・・・
この後はソイルを入れるので赤玉土は余程高さを出さない限りはそこそこの量でいいと思います!!
しかし軽石と赤玉土を合わせると実に約12Lくらいはソイルを節約できた計算になります!!
圧倒的勝利です。
水槽を軽石や赤玉土で底上げする方法を詳しく紹介!!まとめ
今回は水槽を底上げする方法として軽石や赤玉土を使ったやり方を紹介していきました。
赤玉土は洗うのがかなり大変だったので他の水槽でもやるのかは微妙な所ですね・・・
軽石は洗うのも楽でしたし洗濯ネットに入れれば再利用ができるので今後少し様子を見つつ水質等に問題がなければ他の水槽でもどんどん使っていきたい感じでした!!
赤玉土と軽石どちらも使う事で値段の高いソイルの量を半分ほど減らす事ができたので興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。
赤玉土は僕が購入したものより硬質タイプの方が硬く崩れにくいのでいいと思います↓

登録商標「三本線」焼成硬質赤玉土 赤玉土 あかだまつち アカダマツチ 培養土園芸 ガーデニング 花の土 用土 めだか メダカ
記事が少し長くなってしまったのでここから先のソイル投入やレイアウトについては近日中に公開予定です。
公開しました↓
それではまたお会いしましょー!!(ドロンっ)



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