今回は金魚や熱帯魚の飼い方と必要な道具を詳しく解説していきたいと思います!!
僕は現在、趣味としてアクアリウムを3年間ほどやっています。
子どもの頃は金魚すくいでよく金魚を持って帰っては毎年、数日で死なせてしまい、少しトラウマがあったのですが大人になってアクアリウムにハマりました。
その後ネオンテトラを寿命だと思えるくらいまで無事に飼う事ができたので同じように魚を飼う事に不安になっている方の参考になれば嬉しいです!!
ネオンテトラだけでなく、熱帯魚全般に向けての記事になるので他の熱帯魚や金魚、メダカなんかも基本的にはこの飼い方でOKです!!
熱帯魚の飼育に必要な道具
これからアクアリウムを始めてみようと思った時に熱帯魚や金魚を飼うためには水槽などの道具が必要になってきます!!
販売されている道具の種類は小さい物も含めるととても多いです。
熱帯魚を飼育する時にすぐに必要な物とそうでない物とがあるので詳しく解説していきます。
最低限必要な道具
熱帯魚を飼うためにすぐ必要な最低限必要な道具はこちらです。
- 水槽
- 濾過フィルター
- カルキ抜き
- バケツ(百均でOK)
- 温度計
- 水槽の掃除道具(水を抜くホース等)
- えさ
最低限必要な道具はこんな感じです!!
ホームセンターなんかに行くと、よく水槽とセットでかなり安く販売されていたりしますよね。

とにかく安く始めたい人は、あのセットにプラスしてバケツや温度計、掃除用のホースなんかのセットには含まれていない物を数点購入すれば最低限魚は飼えます!!
水量20Lくらいの小さめの水槽セットなら合計金額にして3000円程度でアクアリウムを始めれますね。
季節によって必要な道具
水槽内の温度を保つのに必要な道具はこちらです↓
夏
- 水槽用クーラー
- 水槽用ファン
冬
- ヒーター
水槽用クーラーはお値段高めなのでとりあえずは水槽用ファンでいいかなと思います。
ヒーターは値段も比較的安いので冬はぜひ設置してください。
あると嬉しい追加品
先程紹介した最低限の道具にプラスしてこちらの道具があると水槽ライフがとっても楽しくなりますよ!!
- ライト
- 水草
- ソイル(栄養素のある土を固めた物)
- Co2器具
- タイマー
水草、ソイル、Co2器具、タイマーはセットで使用する事でとっても綺麗な水草水槽が作れます!!(全部揃えると2万~3万円ほどかかります・・・)
水草が綺麗に生い茂る水槽にしたい場合はぜひ揃えてみてください。
水草水槽で使うライトは水草専用ライトのトライアングル、グロウが断然おすすめです!!
60センチ用↓

アクロ TRIANGLE LED GROW 600 3000lm Aqullo Series 沖縄別途送料 関東当日便
30cm用↓

アクロ TRIANGLE LED GROW 300 1000lm Aqullo Series 関東当日便
そんなにお金かかるならいいやって方は安めのライトだけでも追加で購入してみてください。(値段は3千円程度です)
水槽内がパッと明るくなりますよ!!
(画像は先ほど紹介したグロウを1灯使用)

続いては熱帯魚の飼い方です。
熱帯魚や金魚の飼い方について
熱帯魚の飼い方と言うと少し難しいように聞こえますが、ようは魚が住みやすい水をつくればいいんです!!
人間は空気を吸って生きているので空気が極端に悪いと病気になったりしますよね?
同じように熱帯魚や金魚は常に水の中にいるので水の質が悪いと病気になったり死んだりします・・・
なので水はとにかく重要なんです!!

水を管理するには何点か気をつけないといけないポイントがあるのですが
人の感覚だけで判断するのは難しい場合もあるのでそんな時は便利な道具を使いましょう。
(各ポイントでのおすすめ道具も紹介!!)
水のカルキは必ず除去
水道水には次亜塩素酸カリウム(カルキ)と言う消毒の成分が含まれているのですが、カルキは魚にとってとにかく毒です!!

熱帯魚を飼う水は、初めに水槽に入れる水から水換えの時の水など、とにかく飼育で使う水は全てカルキを抜いてください!!
簡単にカルキを抜くにはバケツに水を取り、その水にカルキ抜きの液体を入れる方法がおすすめです。
水槽に直接水を多く入れてしまうと重くて持ち運べなくなるのでバケツを使いましょう。
カルキ抜きの液体を規定量入れて数秒かき混ぜるだけでカルキを除去(中和)してくれるのでとても簡単で早いです。

それでいてお値段もとってもリーズナブルで500mlを購入すると1本で3ヶ月くらいは全然使えると思います!!

熱帯魚に最適な水温にする
ネオンテトラや他の熱帯魚を飼う時に最適な水温は種類によっても変わってくるのですがだいたい24℃~28℃程度にしておけば問題ありません!!
魚は寒いからといって人のように服を着たりはできません!!
暑いからとクーラーをつけたりもできません・・・
水温が極端に変化すると体調を崩してしまい
最悪の場合は死ぬこともあります!!
なので魚の代わりに人が水温をある程度一定に保つ必要があるんです。
夏は水槽用のクーラーを使うか、ファンを水槽に取り付けて温度の上昇を防ぎましょう。

冬は水槽内にヒーターを取付けるのが手軽です!!

ファンもヒーターも水温を感知して自動で付いたり消えたりしてくれるのでとっても便利ですよ!!
水槽内のバクテリアを増やす
アクアリウムをやるうえで、水槽内のバクテリアは欠かせないのですが、そもそもなぜ水槽内にバクテリアが必要なのでしょう?
熱帯魚に限らず、魚はエサを食べるとフンをしますよね?
フンや食べきれなかったエサは時間が経つと熱帯魚にとても有毒なアンモニアと言う成分になるんです!!
この有毒なアンモニアだらけの水槽では魚は生きていけません・・・
魚にとって危険なアンモニアを無害な成分に変えてくれるのがバクテリア(濾過バクテリア)です!!
初心者はこのバクテリアが増える前に魚がアンモニア中毒により早期に死んでいくパターンが多いと思います・・・
アンモニア中毒を防ぐ為にも水槽を立ち上げたばかりの頃は試薬を使って濃度を調べましょう!!

バクテリアは濾過フィルターのスポンジやフィルターに少しづつ増えていきます。
水槽の底に砂利やソイルを敷くとそこにも住み着くので底には何か入れる方がいいですね!!

ジェックス 金魚水景 金魚の砂利ナチュラルミックス 2.5kg
外掛けフィルターの場合はこのような商品をフィルター内に入れるとバクテリアがさらに増えておすすめです↓

もしこれからアクアリウムをはじめるのであれば、まずは水槽に熱帯魚を入れずに水だけをフィルターで循環させてバクテリアを増やした後に熱帯魚を入れれば早期に死ぬ確率はグッと減りますよ!!
水換えは定期的に
熱帯魚を飼いだすと定期的な水換えは必須になります。
水換えにはコケの防止やアンモニアの濃度を薄める効果があります!!
水換えの方法としてはフンや食べきれなかったエサを水換え専用のホースで水と一緒に吸い出して新しい水にカルキ抜きを入れ水槽に戻すといった方法が定番です。
水換えの頻度は1週間に1度か2度ほどを目安にして、1度の水換えで水槽の水量に対して3分の1から半分程度の水を入れ替えてください!!
間違っても水を全部は入れ替えないでください・・・バクテリアが絶滅します!!
※水槽立ち上げ初期はバクテリアがいないのでアンモニア濃度が高くなりやすいです!!
頻繁な水換えで乗り切りましょう(毎日3分の1程度)
水換えの時には水槽の底に汚れが溜まりやすいので底をしっかり掃除できるプロホースという商品がおすすめです!!

プロホースは水槽のサイズによってS,M,Lと太さの違うホースが販売されていますが僕的には小さい水槽でも広範囲の水を吸い出してくれるLがおすすめです!!
水換えについては別記事にてさらに詳しく解説しています↓
熱帯魚や金魚の飼い方を詳しく解説。まとめ
熱帯魚の飼い方で重要なのはとにかく水です!!
最適な水温は24~28℃程度なので夏や冬はファンやヒーターを使って水温を一定に保ちましょう。
熱帯魚をいきなり飼うよりも先にバクテリアの多い安全な水を作ってから飼う方が早期に死ぬリスクは断然低くなりますよ。
定期的な水換えは必須です。
最低でも1週間に1度程度は水換えをしましょう。
水槽を管理していくのはなかなか大変ですが、便利な道具を使って楽しいアクアリウムライフを送ってください。
水草を育ててみたい人にはCO2添加はほぼ必須です。
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30cmキューブ水槽のリセットと立ち上げ記事はこちらです↓気になる人は見てみてください。
稚魚の育て方についてはこちらを見てみてください↓

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