CO2ストーンやCO2ディフューザーから泡が出にくくなっていたり、泡が大きくなってしまうのは目詰まりが原因の場合がほとんどです。
今回はこの目詰まりになってしまった時の洗浄方法についてわかりやすく説明していきたいと思います。
こんにちは。アクアリウム3年目のゆーです!!
僕は現在、化学反応式で水槽にCO2を添加しています↓
水槽にCO2を添加している場合、ほとんどの人はCO2ストーンやCO2ディフューザーを使っていると思います。
このCO2ストーンやディフューザーは初めこそ小さな泡でいい感じなのですが、使っているうちにコケが生えてしまったり、小さなゴミなんかが付着してきて泡が出にくくなってしまったりして
新品の時と比べると泡が大きくなってしまうんですよね・・・
この記事では出にくくなってしまった時の簡単な洗浄方法を説明して
新品時のように小さく細かい泡が出るようにしていきたいと思います。
※新品で泡が大きいようなら元々あまり泡が細かくないストーン、ディフューザーかもしれません。また1日程度水槽内の水に漬けておくと水圧がかかり細かくなる場合もよくあるので購入したばかりの頃は数日間、様子見してください。
それではいってみましょー
CO2ディフューザーの泡が大きい原因は目詰まり。
CO2ストーンやディフューザーには元々すごく小さな穴が開いていてボンベの圧力によってその穴からCO2を放出しています。
ではなぜCO2ストーンやディフューザーから泡が出にくくなってしまうのかと言うとこの小さな穴が部分的に塞がってしまっているからです!!
理由はコケや水槽内の小さなゴミが詰まってしまったりと色々ですが、1度なってしまうと自然に直ることはありません・・・
CO2の泡は小さければ小さいほど水流に乗りやすく水槽内に溶け込みやすくなるんですが、大きな泡だと浮力が強く、すぐに水面まで上がってしまいCO2が溶け込みにくくなってしまいます。
なので新品時よりあきらかに泡が大きくなっている場合やCO2ストーン、ディフューザーにコケが生えてしまった場合は洗浄が必要です。
CO2ストーンやディフューザーの洗浄に必要な道具
洗浄をする時に必要な道具はこのようになっています!!
- CO2ストーンやディフューザーが入る適当な大きさの容器
- キッチン泡ハイター
- カルキぬき
この3つがあれば簡単に目詰まりを解消できます。
カルキ抜きは即効性のある液体のやつなら何でもOKです。
適当な大きさの容器もCO2ストーンやディフューザーが入る大きさであればなんでもいいです。
百均で適当なガラスやプラスチックの容器を買ってもいいですし、鮭フレークが入っていたビンでもいいです。僕はプリンが入っていたカップを洗浄専用にして毎回使っています(笑)
大きい容器は向いていません。CO2ストーンやディフューザーがちょうど入るくらいの大きさで深さはプリンの容器くらいあれば充分です!!
CO2ストーンやディフューザーの洗浄方法
それでは洗浄をしていきましょう!!
ちょうど僕の使っているCO2ディフューザーがかなりコケにやられているので実際に洗浄してみました。
現在のCO2ディフューザーの状態はこちら↓
見てわかるように緑のコケや黒髭ゴケにかなりやられ、とんでもなく汚いですね・・・
むしろここまで汚い状態を自分の以外では見た事ないレベルの汚さです・・・
CO2の泡も部分的にすごく大きな泡が出ています・・・
掃除は簡単に出来るのでやっていきましょう!!
それではまずCO2の添加を止めて洗浄したいCO2ストーンやディフューザーを取り外してください。
コケが付着しているキスゴム(吸盤)なんかも取り外して一緒に綺麗にできますよ。
取り外すとより汚さが目立ちますね・・・
コケだらけです!!
適当な大きさのカップにCO2ストーンやディフューザーを入れてキッチン泡ハイターを吹き付けていきます!!
※キッチン泡ハイターはかなり強力なので
素手での作業は注意してください。
ゴム手袋かビニール手袋があれば安心して作業できます。匂いもかなりするので換気しながらしてください。
キッチン泡ハイターはCO2ストーンやディフューザーが隠れるくらいに少し多めに吹き付けてください。
イメージとしては泡で綺麗にするってよりも液に浸け置きする感じです!!
泡はすぐに消えてなくなっちゃいますからね・・・
浸かるくらい多めに吹き付けたら20~30分ほど待ちます。
水道水で洗い流してまだコケがついているようなら繰り返しキッチン泡ハイターを吹き付けて再び待ちます。
水で流してコケが綺麗に取れているようなら次はキッチン泡ハイターでついてしまった強力な塩素を除去していきましょう。
やり方は先程使ったカップを1度綺麗に洗い流し、水道水を入れた後に普段使っているカルキぬきを入れて綺麗にしたストーンやディフューザーをこれまた浸け置きします!!
時間は適当でいいのですが僕は20分くらい置いています。
塩素は魚にとってかなり有毒なのでカルキぬきでしっかりと塩素を無くしていきましょう。
1度の浸け置きでは不安なので僕の場合は20分浸け置きしたら1度水を捨てて再び水道水とカルキぬきを入れたカップに20分浸けます!!
百均に売っているシリンジ(注射器みたいなやつです)とチューブを使ってカルキぬきをした水をシリンジ内に入れ、シリンジとチューブを繋ぎチューブの先はCO2ストーンやディフューザーに繋いでシリンジ内の水をストーンやディフューザーに流し込んで内部からも塩素を抜いてください。
僕は2回くらいカルキ抜きした水に浸けてOKにしていますが不安な人は3度くらいは水を入れ替えながらやってみてください。
最後に水から出してCO2ストーンやディフューザーを水槽内に戻せば完成です!!
見た目も新品のように綺麗になりました!!
水槽に設置してみると
違和感のあるレベルで綺麗です(笑)
ちなみにですがほぼ同じようなやり方で人工水草も綺麗にできます↓
CO2ストーンやCO2ディフューザーの泡が大きい原因は目詰まり。洗浄方法を詳しく解説!!まとめ
CO2ストーンやディフューザーから出てくる泡が大きくなってきたら目詰まりが原因なので掃除をしましょう!!
掃除は適当な容器とキッチン泡ハイター使って簡単に出来るのでコケが生えてきたり目詰まりを感じたら早めに対処してください。
また、キッチン泡ハイターの強い塩素は熱帯魚やエビにとって毒なのでカルキぬきを使ってしっかりと除去していきましょう!!
※キッチン泡ハイターには界面活性剤という成分が入っていてこれがどうやら熱帯魚などの生体にあまりよろしくないと言われているんですが、僕の個人的な意見で言えばしっかり水で流したりカルキ抜きをした水につけておけば問題ないように思います。
そもそも簡単に流れおちないような成分だと人の口につけるような物の除菌も危険な気がしますし、現状として水槽内の魚に異変がないので大丈夫じゃないかなと思うのですが、もし心配であれば界面活性剤の入っていないこちらのハイターの方を使ってみてください↓
それではまた他の記事でお会いしましょー
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