今回は前に立ち上げた30cmキューブ水槽のその後と水草の育て方や使用した道具についてのお話です。
こんにちは。アクアリウム3年目のゆーです。
僕はこの記事の約2ヶ月くらい前に30cmキューブ水槽のリセットと立ち上げをしています。
立ち上げ記事をまだ見てない方はこちらを見てみてください↓
この記事では30cmキューブ水槽がその後どのようになっていったかについてや水草の育て方と注意点、また以前の立ち上げ記事では触れていなかった30cmキューブ水槽で実際に使った道具やソイルの種類などについても詳しく説明していければなと思っています!!
ごくごく平凡なレイアウトで申し訳ないのですが、使った道具も含めてこれから30cmキューブ水槽を立ち上げる人の参考になれば嬉しいです。
それではいってみましょー
30cmキューブ水槽のその後。水草の育て方
30cmキューブ水槽は立ち上げ記事を書いた日より少し前の2020年4月23日に立ち上げていました。

水草は前景草にニューラージパールグラスを再利用し、部分的にオーストラリアンクローバー(ノチドメ?)を使ってみました。
後景草にはロタラsp Hraの水上葉をネットオークションで安く購入して植えています。
右側の長い水草はミクロソリウムで既に小さな石に活着しているので移動可能です。
さて、30cmキューブ水槽はその後どのようになったのでしょう・・・
立ち上げから約1ヶ月後
立ち上げから約1ヶ月後の5月21日にはこのようになりました!!

さっそくガラスにコケが出ていますね・・・
リアルな水槽の状態をお伝えしたくてあえてコケ掃除前に写真を撮しています(笑)
ガラス面のコケ掃除はこの道具を使って定期的に掃除していたので基本的にはかなり綺麗な状態を維持していました↓
水草は1日にしてならずと言う名言があるように、なかなか成長がわかりにくいのですがニューラージパールグラスは少しだけ伸びてオーストラリアンクローバーはかなり成長しています。
ロタラsp Hraも順調に水面まで成長し1度トリミング(ハサミでカット)して差し戻しという切った部分を再び植えるやり方で密度を増やしています。
※謎の名言は僕が考えました(笑)
ちなみに生体はこのようになっています
・ヤマトヌマエビ3匹
・ミナミヌマエビ数匹
・オトシンクルス3匹
これらの生体を立ち上げ初期から入れています。
本来は立ち上げ初期から生体を入れるのはあまり良くないのですがリセットする前のろ材や飼育水を立ち上げでも使い(飼育水は多めに)、吸着系のソイルを使って立ち上げれば熱帯魚やエビも全く問題なく飼育が可能です。(普通にエビも新しい水槽に入れた直後から元気にツマツマしています)
※あくまでやる場合は自己責任で!!
実際に使ったソイルはこの記事の後半で紹介しています。
その後、この水槽のアイドルとも言えるブルーダイヤモンドラミレジィを悩みに悩んで1匹だけ追加しました!!

立ち上げから1ヶ月と10日後
立ち上げから約1ヶ月と10日後の5月31日はこのようになりました。

えーっとコケは見ないでください(笑)
これだけ濃いコケが出ていても余裕で綺麗になるので、もしガラス面にコケが出てしまっても安心してください!!
エビが比較的多いので水草へのコケは全く無く、ガラス面や石にのみコケが発生していました。
水草の成長は相変わらずですが立ち上げの画像と比べると確実に成長しています。
ロタラsp Hraはまた伸びてきたのでトリミングして差し戻しをしました。
さらに3000円程度で買えるジェックスの小型水槽用の外部フィルターを見つけてしまい、あまりの安さに購入してみることに(笑)↓

なのでここからは外掛けフィルターから外部フィルターへ変更しています。
そして外部フィルターに変更した事とCO2のディフューザーを別の物に変えた事で水草の成長が凄いことになってしまうとはこの時はまだ知る由もないのでした(笑)
立ち上げから2ヶ月経過
立ち上げからちょうど2ヶ月を経過した6月21日の様子はこちらです!!

ほらっ!!綺麗になったでしょ(笑)!?
一部でソイルが上に出てしまっている所もありますが個人的には完成と言っていいほどにニューラージパールグラスがほぼ全面を覆い絨毯になっています。
オーストラリアンクローバーも勢いがすごく、ニューラージパールグラスの上から覆い被さるように匍匐していますね!!
後ろのロタラsp Hraもかなり赤色になってきました。
CO2は小型ボンベが無くなったので途中からシルバーボンベでの添加に切り替えたのですがシルバーボンベの付属品ディフューザーはとにかく泡が細かく最高なんです↓

僕なんてこのディフューザーがあまりに気に入ってしまい予備を含めて4つ持ってますからね(笑)
外部フィルターから排出される水流にCO2の泡を当てる事で水槽内にCO2の泡が舞い、溶け込む時間がグッと増えたので後半の1ヶ月は水草の成長が凄かったです!!
とりあえず立ち上げからの2ヶ月でほぼ完成したので最後に斜めからのベストショットを載せておきます(笑)

実は最近60cm規格水槽のリセットと立ち上げもしたのでそちらも近いうちにご報告できればなと思っています!!
記事UPしました↓
水草の育て方と注意点
今回は2ヶ月くらいの期間で一応ほぼ完成しましたがここからは水草の育て方や注意点について書いていきたいと思います!!
まず初めに1ヶ月10日目までの写真を見てもらってわかるように水草水槽とコケは切っても切れない縁があると言う事です。
これは立ち上げ時にたくさんの水草を植える事でいくらかコケを抑える事ができるのですが、基本的にコケは出るものなんです・・・
それだけ栄養が豊富な証拠ですし、水草が伸びたり増えたりしていけば自然と栄養は水草に使われるようになり、コケが出にくくなってくるのでコケが出たからと言って諦めたら負けます。
コケの長期放置は取るのが大変になるのである程度コケが出たら掃除をしてコケを取り除いて水換えの頻度を増やしてみてください。
そうしているとどこかのタイミングで水草にスイッチが入ったように急成長する日がくるのでそこまでコケを除去していけばその後はコケが出にくくなっていきます!!
また、水草があまりに育たないようならライトの明るさやCO2の添加料は適切なのか?をうたがってみてください。
それでは続いて今回の30cmキューブ水槽で使った道具について詳しく説明していきたいと思います。
30cmキューブ水槽で使った道具
ここからは30cmキューブ水槽で僕が実際に使用した道具について紹介していきます。
使った道具のおすすめポイントなんかも書いていくのでこれから立ち上げをされる人は、ぜひ参考にしてみてください。
ソイルは吸着系
ソイルとは土を固めた水槽用の土の事で、ソイルの種類は大きくわけて2種類あります。
- 栄養系
- 吸着系
栄養系のソイルは名前の通り水草に必要な栄養素を多く含んでいます。(有名なのはアマゾニア←店舗販売のみ)
吸着系のソイルは栄養素は少なめですが変わりにアンモニアなどの熱帯魚にとって悪い物質を吸収してくれる働きがあります。(有名なのはプラチナソイル←ネットで販売してます)
僕みたいなアクアリウム初心者の人は間違いなく吸着系のソイルの方が成功しやすいです!!
過去にアマゾニアの少し栄養が少ないバージョンのソイルで立ち上げた事もあるんですがこの時は本当に酷かったです・・・
もちろんこれは僕の知識不足によるものでアマゾニアは全然悪くないんですが栄養系のソイルは豊富な栄養ゆえに立ち上げ初期は毎日水換えをしなくてはいけません。
毎日水換えしていたんですがどうやってもエビがどんどん死んでいき、コケだらけの水槽が完成してしまいました・・・その後はもちろんリセット・・・
なので初心者の人には吸着系ソイルをおすすめします。値段もプラチナソイルの方が安いのでお財布にも優しいです(笑)
今回の30cmキューブ水槽ではまず水草1番サンドという栄養の多そうなソイルが余っていたので2Lほど使いました。

その後、テトラのイニシャルスティックを適量撒いて

最後にプラチナソイルを2Lほど入れています。

ジュン (JUN) プラチナソイル パウダー ブラック 8リットル
30cmキューブ水槽の場合は余程高低差をつけたりしなければ合計4Lほどのソイルがあれば大丈夫だと思います!!
フィルターは外掛けから外部フィルターに変更
30cmキューブ水槽の立ち上げに使ったフィルターは僕の大好きなジェックスの外掛けフィルターを選びました。

外掛けフィルターでも前景草のニューラージパールグラスは少しづつ這って増えたのですがネットで色々と調べていると小型水槽用の外部フィルターが3000円程度で売っているのを発見してしまい、どんなものかと購入して途中から変更しました(笑)

排水口は水面が少し揺れるようにセットする事で酸素を供給しつつ水面がCO2の泡だらけにならないようにしていました。
この排水口の正面にCO2のディフューザーを取り付けたので水中にCO2が舞っています。
外掛けフィルターでも、ろ材を追加していたので水は充分綺麗だったのですがやはり外部フィルターの方がろ材を多く入れれるので熱帯魚やエビを多く入れている人なんかは外部フィルターの方が安全に管理できますよ!!
照明(LEDライト)は トライアングルグロウ
照明にはチャームさんのトライアングル。グロウを使いました。

アクロ TRIANGLE LED GROW 300 1000lm Aqullo Series 関東当日便
さすがに水草育成用ライトだけあって明るくて水草の成長は1灯でもバッチリです!!
前景草のニューラージパールグラスやオーストラリアンクローバー(ノチドメ)、後景草のロタラsp Hraもライト1つでしっかりと育ちます。
本当に最後の数日間のみフラットツインLEDを追加して2灯や3灯で点灯してみたのですがそうすると光合成がより活発になりかなり気泡をつけていました!!
CO2は小型ボンベからシルバーボンベに
CO2の添加は立ち上げた初めの頃は小型ボンベがまだ少し残っていたので小型ボンベでの添加をしていました。
ボンベが無くなってからは元々他の水槽で使用していたシルバーボンベを二股に分岐し、シルバーボンベ1つで2つの水槽にCO2を添加しています。
※二股の分岐にはY字の分岐パーツ1つとスピコンが2つ必要です
やはりシルバーボンベは安くCO2が添加できるので僕は最高に気に入っています!!
シルバーボンベについてはこちらからどうぞ↓
付属品のディフューザーもスーパーミストの名の通り、超細かい泡が出るのでおすすめです↓(ディフューザーのみの販売もしています)

【レイアウト】30cmキューブ水槽のその後・・・使ったフィルターやLEDライト(照明)の紹介も。まとめ
今回は以前の立ち上げ記事のその後と言うことで水草の成長具合や使った道具を紹介していきました。
なかなか水草が成長しないなーなんて毎日思っていたんですが意外に早い2ヶ月という期間でほぼ完成までなりましたね!!
立ち上げて間もない頃は結構コケが出たのですが後半は水草の成長がすごくコケもほとんど出ることがなかったです。
ちなみにコケの写真ばかりでしたが実は全然苦労していません!!
今回の30cmキューブ水槽の立ち上げでガラス面のコケについてはちょっとコツと言うか綺麗にする対処法みたいなものが僕の中で出来上がってしまいました(笑)
そちらについても今後の記事で対処法について書いていけたらなと思います!!
記事アップしました↓
そういった意味でも今回の30cmキューブ水槽の立ち上げとその後については大きな意味があったような気がしています。
最後になりますが、この記事中でも少し紹介しましたように数日前に60cm規格水槽の方もリセットと立ち上げをしているのでそちらについても近いうちに公開できればなと思っています!!
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