ペグの打ち方と長さの目安!!テントの付属品は早めに交換しよう。

今回はペグの打ち方と長さの目安、キャンプ初心者向けのおすすめ品のペグも紹介していきます。

こんにちは。ゆーです!!

僕は現在3年間ほどキャンプをしています。


キャンプ道具を揃えてこれから初のキャンプを楽しもうとしている初心者キャンパーさん。

キャンプに行く前にぜひ今回の記事を読んでみてください。
一通り道具が揃っていてもこれだけは確認してみてください。


それはペグ!!とハンマー!!

かなり重要なのにキャンプ初心者が忘れられがちなのがこの2点です。

この記事では忘れがちなアイテムの一つであるペグについてしっかりと解説していくのでこれからキャンプを始める人はぜひ参考にしてみてください!!

それではいってみましょー

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ペグとは?何に使うの?

そもそもこれからキャンプを始めようとしている人はペグ自体がわからない場合もありますよね。

ペグはテントの角やロープを地面に固定する為の杭(クイ)のようなものです

この記事のサムネ(画像)にもなっているこれ↑がペグです。


このペグを地面に打ち込む事でテントやタープが風で飛ばされないようにしっかりと地面に固定しています!!

↑こちらの画像からもわかるようにテントの設営にはかなり多くのペグを使います!!

(テントによって使う数は違います)


テントにも付属されていたりするのですが付属のペグ&ハンマーは本当に扱いづらいんですよね·····


実はテント付属のペグは使い物にならないっていうのはキャンパーの常識だったりします。


それはなぜかと言うのは次の項目で!!

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テント付属品のペグやハンマーは早めに交換した方がいい

テントを購入すると付属品としてペグハンマーが入っています。

しかし、テントの付属品で入っているからとそのまま安心して使っていてはダメですよ!!

テントの付属品のペグはあくまで無風時に、とりあえずこれ使えばテント張れますよってレベルの物なんです。

まぁおまけといいますか、最低限は使えますよって代物です…

テントに付属されているペグやハンマーは何故ダメなのでしょう?




付属品のペグは弱く抜けやすい

テント付属品のペグはおもちゃみたいなプラスチックのペグや、ハンガーくらいの太さでやけに細い金属ペグ

これらをハンマーで強く打ち込んでいくと曲がったり折れたり、割れたりします…

過去に経験があるのですが風速6mほどの日にテントの設営を済ませのんびりしていると後から来たキャンパーさん4人組がテント付属品のペグを使って設営しだしました。

風が強く今にも飛ばされそうなテントを大人4人で必死に押さえていたのでおもわず声をかけ手伝う事に。


手の空いている僕がペグを打ったのですがお借りしたペグはテントの付属品・・・

ペグを打ち込んでいる最中に風の強さで早くも抜けようとしています・・・

この付属品のペグだと、どう考えてもテントが飛ばされるので僕の持っていた30cmペグを貸す事でとりあえず設営は出来ました。

こんな体験はキャンプを続けていくとたまにあります。

想像できますか?

大の大人が4人で必死にテントを抑えてるんですよ!!

僕も何度か風が強すぎて設営を諦めた事があるんですが本当に全力で抑えてどうにか飛ばされないって事が実際にあるんです・・・(ツールームテントのように大きいテントだと特に…)

きっとこのキャンパーさん達は僕か他の人がペグを貸さなかったらきっと帰る事になっていたと思います。

これはこのキャンパーさん達の準備不足が悪いって話ではなく

それだけペグの重要性に気がついてない人が多くいるって事なんです!!

付属品ペグは長さもあまりないので強風時に抜ける確率が高く

ペグが抜け勢いよく飛んでいくとかなり危険です・・・



子どもや他のキャンパーに飛んで行ってもかなり危険ですし車なんかに飛んで傷つけるかもしれません。


そしてなにより

初のキャンプでテントやタープが吹き飛ばされて、設営も出来ずに帰る事になったらそれは楽しい思い出になりますか!?

僕はキャンプの楽しさや自然の凄さを経験したからこそ、これからキャンプを始める人で特に僕のブログを見てくれている読者の人には楽しいキャンプをしてもらいたいんです。

そう考えるとペグって本当に大事ですよね。



テント付属品のハンマーもダメ

テントに付属しているハンマーはこれまたペグと同じようにおもちゃのような軽さでプラスチックだったり金属だったり…

こちらも強く打ち付けるとあっさり壊れます・・・

実際僕はコールマンのテントに付属されていたプラスチックのハンマーは何故かテントの収納袋に入れていただけで壊れてしまいましたし、ロゴスのテントに付属されていた薄い金属のハンマーはペグケースに入れていただけで曲がってしまいました・・・


ペグが折れるのはもちろんタチが悪いですが、まだペグの方が本数があるので1本少なくなってもダメージは少ないです。

1つしかない付属品のハンマーが壊れた場合、そこからどうやってペグを打ち込みますか?

石なんかで打ち込めば打ち込めなくもないですが労力は付属品のペグ以上に大変です・・・

なのでキャンプ初心者こそハンマーは絶対に壊れるようなのを使ったらダメなんです!!

さらに言うと付属品のハンマーは付属品の弱っちいペグを打ち込む為に作られているので基本的に打ち込む力が超弱いです・・・

地面が固いと何度も何度も思い切り打ち付けないとなかなか深く入っていきません!!

それを十数本も打ち込む事になるのでキャンプ初心者の人はテントの設営時のペグ打ちにもかなり時間がかかってしまいます・・・(地面が固いと打ち込むのにかなり力も必要です)

ただでさえ初心者キャンパーの人はテントの設営に慣れていなく時間がかかってしまうのに、ペグの打ち込みでさらに時間がかかってしまうのは嫌ですよね!?

また、先程強風時にペグ打ちを手伝った話をしましたが、僕が貸したペグは付属品のペグと比べるとかなり太くて硬いので付属品のハンマーではそもそも打ち込めませんでした・・・

この時はハンマーも僕のを使って打ち込めたのですがこの話からだけでも

ハンマーも重要アイテムな事がわかると思います!!

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【ペグ】長さの目安

ペグについては結構色々な長さや材質があります。

まだキャンプした事のない人はどれくらいの長さが必要かわかりませんよね!!

ペグは長い方が抜けにくくていいのですが当然その分打ち込む時や抜く時が大変になります。

3年間キャンプをしてきた僕は

20cm、25cm、30cm、40cmと色々な長さのペグをこれまでに買ってきました。

そんな僕の経験談ではありますがペグの長さについて目安を書いてみます。



無風なら20cm

過去に何度もキャンプしている僕がおすすめするペグの長さは20センチです。

これはあくまでほぼ無風時のおすすめになるんですが風速が1、2メートルくらいなら20センチで全く問題ないです。

抜くのも20センチなら簡単ですし、ほぼ風の無い日にわざわざ抜きにくい長いペグを打つ必要はないですよね!!

キャンプのたびに頻繁に風が強いって事もほぼ無いんで僕の場合は一番初めに購入したこの20センチペグが一番使用頻度が高いです↓


Soomloom スチール ソリッド テント ペグ テーク キャンプ設営用具 20CM (16本セット収納ケース付き)



8本と16本が選べますがそんなに高いものでもないんで16本を選んでおくと安心です!!

また設営時は風速が弱くても時間が経つと少し風が強くなってきた場合にも硬いペグならテント付属品のペグほど簡単には抜けないので安心できます。


風が少し強い時は25cmか30cm

風速が3m~5mくらいなら25cm30cmのペグがおすすめです。

もちろん長い方が間違いなく抜けにくくていいのですが30cm以上となると抜くのが本当に大変なので基本的には30cmまでの長さがおすすめです。

ペグは長くなるとその分値段が上がるので25cmくらいが一番値段と打ちやすさ、抜きやすさのバランスがいいような気がします↓


Soomloom スチール ソリッド ペグ テーク キャンプ設営用具 25CM (8本セット収納ケース付き)



さらに風の強い日にテントを設営する場合や風の影響を受けやすいタープで使用するペグは30cm以上の長さにしましょう。

タープは本当に風の影響を受けるので、あまりに風が強い時は張るのをやめておきましょう。



強風時には40cm以上の長さを

風速6メートル以上の強風になるとキャンプ自体を止めた方がいいような気もしますが

それでも強行する場合、ペグの長さは40cm以上がおすすめです

僕も数本だけですが強風時用に40cmのペグを持ってます!!

テントの四隅だけでもこの長いペグを打っておけば安心できますよ。


エリッゼ(ELLISSE) 鍛造ペグ エリッゼステーク 38cm 4本セット カチオン電着焼付塗装 MK-380K MADE IN JAPAN


長いペグを使えばロープやテントは飛ばないのですがテントのポールが折れるかもしれません。

身の危険を感じたらキャンプは早めにやめましょう。

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地面の状態によって長さを変えよう

先程は簡単にではありますがペグの長さの目安を書かせてもらいました。

しかし地面の状態によっても長さを変えるのがおすすめです!!

キャンプ当日に雨が降っていて地面が緩くなっているような場合は通常時より長めのペグの方が間違いないのでペグを打つ際に地面の状態も簡単にチェックしてみてください。

ペグがあまりにスルスル打ち込めてしまうようであれば同じようにすぐ抜けてしまう可能性があるのでそんな時は少し長いペグに交換しましょう!!



ペグの打ち方について

それではここからはペグの打ち方についてです。
ペグは地面に対して垂直では無く少し斜めに打ち込む事でより抜けにくくなります。

頭が外側に来るようにして、ペグの先端が内側(テント側)に向くイメージです。だいたい60度~45度くらいの角度で打ち込むといいと思います(だいたいです)


あまり深くに打ち込むと抜くのがすごく大変になるので打ち込み過ぎには注意しましょう。



ペグを引っ掛けて抜くようになっているフックみたいな部分まであえて土の中に打ち込んで回りにくく抜けにくくする方法もあります!!

時々ペグの頭の向きが逆になって打ち込んでいるテントを見ますがそれだと逆に抜けやすいので注意しましょう。(ペグの頭が外になるように傾けましょう)



おすすめのペグハンマー

キャンプ専用のペグハンマーはペグを抜きやすいようにひっかけて抜くためのフックがついているのでとても便利です!!

またヘッド(ハンマーの頭)も強度がある重い素材で出来ていて打ち込むスピードが段違いです!!

ペグだけではなく、ぜひハンマーもセットで交換しましょう↓


スノーピーク(snow peak) ペグハンマー PRO.S N-002



こちらのようにペグとセットで販売されているものもあります↓


Mundo libre ペグ ペグハンマー ペグハンマーセット ペグ30cm10本付き 鍛造ペグ テントペグ


さらにはペグケースやハンマー、ガイロープや自在金具までもがセットになっているフルセットもあります↓


D.B.J テントペグ テントハンマー 【26点セット】 ペグハンマー キャンプハンマー ペグ打ち ペグ抜き 20cm 30cm 40cm 鍛造テントペグ 5m反射材テントロープ Dリング 設営用具 アウトドア 登山 ツーリングキャンプ テントペグハンマー収納バッグ 収納ケース付き


ケースはあったほうが絶対に便利ですし、ペグについても20cm、30cm、40cmが各6本づつセットになっているので風が強い日のキャンプにも最適です!!

ガイロープや自在金具も少しだけセットになっているので壊れた時の予備として活用できるのでキャンプ初心者の人にはかなりおすすめなセットですね。





安く揃えたい場合、ハンマーは百均でもOKですがペグを抜く時は専用のハンマーの方が楽に抜けるので初心者の人こそ専用品の方がいいと思います!!


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ペグの打ち方と長さの目安。テントの付属品は早めに交換しよう。まとめ

楽しく安全な初キャンプを迎える為にもペグ、ハンマーはしっかりした物に交換をおすすめします。

テント付属品の物でも無風時なら使えなくはないですが、当日の風の強さもわからないので、できれば早めに買い替えてしっかりした物を使いましょう。

ペグの長さの目安としては

  • 無風時は短い20cmでOK
  • 少し風のある日は25~30cm
  • 強風時は40cm以上のペグがおすすめです。
 



使い分けるのが面倒な人はとりあえず25cmの16本セットを買っておけば無難だと思います↓


Soomloom スチール ソリッド ペグ テーク キャンプ設営用具 25CM (8本1セット/16本セット) (16本セット収納ケース付き)



ペグ、ハンマー、どちらかだけの交換ではなく

どちらも強度のある物に交換しましょう。
(ハンマーだけ交換するとペグが弱く折れます。ペグだけ交換するとハンマーが弱く何度打ち付けても全然土に入っていきません。)


両方とも交換する事でペグの打ち込みが早くなり設営時間の短縮にもなりますよ。


キャンプをこれから始める人におすすめなフルセットはこちら↓


D.B.J テントペグ テントハンマー 【26点セット】 ペグハンマー キャンプハンマー ペグ打ち ペグ抜き 20cm 30cm 40cm 鍛造テントペグ 5m反射材テントロープ Dリング 設営用具 アウトドア 登山 ツーリングキャンプ テントペグハンマー収納バッグ 収納ケース付き




ペグの交換は、遅かれ早かれほぼ必須です。

それならキャンプ当日に風が強くて困るよりもキャンプ前に事前に準備しておけばいつでも使えるので

早めに交換して安全にキャンプを楽しんでください。


それでは今日はここまで!!

また他の記事でお会いしましょー。




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